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2021年5月13日 (木)

「それでも憲法改正が厳しい理由」。なるほど面白い。

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それでも憲法改正が厳しい理由~保守派に危機感じわり・国民投票法改正案成立へ~
https://news.yahoo.co.jp/byline/furuyatsunehira/20210512-00237525/
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憲法改正の発議は衆・参での2/3以上の賛成によって発議され、最終的には国民投票での賛否を問うて賛が多ければ初めて成しえる。憲法改正に際する国民投票の具体的手続きが全く議論されなかった時代であっても保守派の主張は変わらないモノであったが、特にこの2/3以上の賛成での発議、とりわけ参議院での改憲勢力2/3以上の獲得が至難の業であった。

へぇ~。

「小泉旋風」をもってしても、与党の議席占有率は2/3どころか6割にも届かなかったのである。

なるほど面白い。

憲法改正を目指す保守派の改憲の叫び声は熱を帯びることはあれど、実態は「憲法改正は発議すら不可能」という諦観が口には出さないまでも暗黙の了解とされた。中には「参議院不要論」まで飛び出す格好となった。

参議院不要という理由はこれか。

第二次安倍内閣では、それまで保守派が「憲法のせいで不可能」と主張してきた様々な政策を進めた。所謂「共謀罪」を始めとして、事実上の海兵隊機能に当たる「水陸機動団」の創設、「攻撃型空母は憲法上保有できない」としながらもヘリコプター搭載型護衛艦「かが」「いずも」等の甲板改修による事実上の空母化など、「憲法があるからできない」と主張してきた保守派の訴えを、部分的にではあるが憲法の改正無くして達成した。
こうなってくると、奇妙な二律背反が起こる。つまり保守派を含む有権者からは「憲法を改正しなくとも、これだけのことができるのではないか」という説得材料を与えることになり、特に安保法制成立前後の改憲機運は有意に盛り下がった。第二次安倍内閣は、それまで保守派が「憲法のせいで不可能」と主張してきた様々な政策を進めたが為に、至って世論が憲法改正から遠ざかる現象を招いたのである。

う~ん、唸るほど面白い。

コロナ禍での保守派の改憲原理は、これまでと違う戦術を採ることが特徴的であった。ゼロ年代まで保守派は「憲法守って国滅ぶ」と叫び続け、「憲法9条のせいで集団的自衛権が行使できず、普通の国になられない」としたが、集団的自衛権は第二次安倍内閣下ですでに解釈変更済みであるから、この理屈は使えない。
2020年から現在に至るまで、コロナ禍の深刻さが増すと、保守派からは「コロナを抑えられないのは日本国憲法に緊急事態条項がないからだ。私権の制限が憲法によってできないからだ」と唱えだした。憲法改正に際して有利な理屈を、「名を捨てて実を採る」戦法に転換したため、「使える道具をすべて使ってしまった」のち、新しく唱えだした憲法改正の理屈がこのパターンだ。

世の中が、如何にご都合主義なのかが、よく分かる。大言壮語や正義などというものが、如何に胡散臭いかが、よく分かる。

随分前に見た記事に、次のようなことが指摘されていた。
列強諸国の植民地化からの自衛や、アジアを植民地から解放するなどの大義名分があった。しかし、日本はボロクソに負けた。
集団的自衛権に大義名分があろうが、日本においてはタブーであろう。正義が必ずしも正しいとは限らない。
自衛や抑止力とか言っても、それはデスマーチかもしれない。
そうならない為の、シビリアンコントロールと言うかもしれないが、安倍元総理の「アンダーコントロール」というセリフがあるのだから、どうしようもない。

枝野氏は、公共の福祉によって制限できると言っている。私もそう思う。
法律でやれば良いと思っている。
私権の制限で言えば、喫煙が制限されたり、運転免許証がないと運転できなかったり、身も守るためであっても拳銃の所持は認められていないなど、世の中を見渡せば、私権の制限など幾らでもあるだろう。
例えば、時代が変われば価値観が変わるため、昔だったら喫煙の制限は無理だったろう。
時代と共に価値観は変わるので、私権の制限を安易に考えるべきではない。

(素人意見なので、鵜呑みにしないでください)

(*´ω`*)モキュ

 

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