「投資以外の知識も広く学べるが、限られた時間でどこまで理解できるかが課題」。政治リテラシーは?
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投資以外の知識も広く学べるが、限られた時間でどこまで理解できるかが課題=森永康平
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20210831/se1/00m/020/051000c
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目についたので、すこし感想です。
「この1~2年でよく見かけるようになったのが「マネーリテラシー(金融リテラシー)」という言葉だ。」
見かけるようになった?
私が無知なだけ?
「日本でもついに金融教育が始まる。文部科学省が22年度から高校の新学習指導要領に「資産形成」の内容を組み込み、高校の公民・家庭科の授業で導入される予定だ。
家庭科は、「家庭基礎」「家庭総合」のいずれかを選択する形になるが、それぞれに金融教育に関連する文言が入っている。
高校学習指導要領に記載されている該当箇所のポイントをまとめると、(1)家計管理、(2)リスク管理、(3)生涯計画、(4)資産形成──に分けられる。」
ライフプランを学ぶのは良いと思う。
しかしながら、私は金融はよく知らないので、ライフプラン以外の是非は分からない。
「日本で金融教育というと、資産形成を目的とした「投資教育」と思われがちだが、高校で学ぶ金融教育の要素を見ていくと、非常にバランスよく広範にカバーされているという印象を受ける。しかし、実際に家庭科の授業で金融教育に充てられるのは数時間だけで、その中でどこまでしっかりと学生に理解させられるか、という点には一抹の不安があることも事実だ。」
数時間じゃ、無理でしょ。
むしろ、勘違いな人を作るだけ?
そういえば、教員免許の更新が無くなるらしいが、私は質を担保する意味で良いアイデアだと思っていた。
忙しいとか色々と問題があったらしいが、資格の中には更新制や研修を義務付けているものがあるので、無理難題とは思えない。まぁ、私なんかには分からない事情があるのだろう。
しかし、そんなに忙しい教師に金融教育をする余裕があるのだろうか。たしか、プログラミング教育もあったと思うのだが、本当に大丈夫か?
他には道徳教育なんてものもあったな。道徳教育って、どうなっているんだろう。
お金に関することと言えば、最近話題になった最低賃金がある。
最低賃金のことを踏まえれば、金融リテラシーよりも政治リテラシーのほうが大事なように思える。
ブラック労働対策のことを考えても、政治リテラシーの優先度が高いように思える。
そして、みんな(?)が何となく疑問に思っていることに「金融関係のお客さんを増やしたいのかなぁ~」がある。
どうにもアメリカに引っ張られている気がする。そのアメリカは格差大国である。
|ω·`)
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