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2021年8月 3日 (火)

「「日本人の給料はなぜ30年間上がっていないのか」すべての責任は日本銀行にある」。滴り落ちない経済政策。

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「日本人の給料はなぜ30年間上がっていないのか」すべての責任は日本銀行にある
https://president.jp/articles/-/48106?page=1
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目についたので感想です。時間ないので少しだけ。

賃金の下押し圧力として考えられるのは、なんといってもマネーの不足だ。後述するとおり、外国人労働者の受け入れを主な要因と考える人が多いが、本質ではない。90年代以降、失われた時代における当時の日銀の無策が導いたものなのだ。

これを見て納得する庶民はいるのだろうか。これよりも滴り落ちないトリクルダウンのほうが印象に残っている。

景気が本格的に回復し、企業サイドがそれを実感できるようになれば、そこでようやく定期昇給が実現するわけだ。

専門家の話しなので、詳しいことは分からないが、実感なき好景気が、すべてを物語っていると思う。
これは小泉政権と安倍政権の両政権で飛び交っていた言葉だ。

また、ネットを見ていたら、安倍政権で株主配当が増えていたという話しがあった。
実際のところは私には分からないが、どう考えても賃上げという話しにはならないだろう。

話を外国人労働者の受け入れに戻すと、野党もどうせ追及するならば、いまのような理論をもって与党を追及すべきだった。この法案改正が移民政策かどうかなどという、ズレた話をしている場合ではなかったのだ。
「雇用環境がせっかく良好なのに、この改正法案がどんな影響をもたらすのか」「賃金上昇の動きに水をささないか」という本質的な質問をすべきだった。「労働者の味方」を標榜するなら尚更だ。しかし、それがまったくできていなかった。

政府、経団連、連合、野党は、運命共同体に見える。
つまり、連合と仲良しな野党がそんなことするはずがない。
連合がそんな良心的な団体なら、非正規労働者の問題がここまで大きくなっていないだろう。
そもそも政府が行政を担っているのだから、野党がどうのこうのではなく、政府が戦略を立てればいいことだ。

どれだけ綺麗事を並べられても、庶民には何も滴り落ちてこない。
「実は滴り落ちるんですよ」と理屈を捏ねられても、経団連と仲良しの政府がやるわけがない。
過去2回の実感なき好景気がそれを物語っている。

。。。などとイライラしながら、ネットのコメントを見たら。。。

「企業の内部留保」や「流動性の罠」、「資金循環である貨幣の流通速度」と、いろいろ指摘されていた。
記事には呆れたが、ネットのコメントには驚いた。

安倍政権のときに、既得権益の打破とよく言われていた。
私のように何も持っていない者からすれば、実感なき好景気こそが既得権益に思える。

|ω·`)

 

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