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2021年8月 6日 (金)

「「投資をケチりすぎる経営者」が日本を滅ぼすワケ」。何が駄目なのか。

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「投資をケチりすぎる経営者」が日本を滅ぼすワケ
https://toyokeizai.net/articles/-/442460
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投資のことが書いてあったので、すこし感想です。

記事の内容は面白いし、なるほどなと思うところもあるが、それでも賛同しない。

なぜか?

日本経済の行く末を決める最大の課題だった最低賃金については、引き上げが再開されました。次に大切になるのは、それを可能にする「投資」です。

人口減少に立ち向かうためには、生産的政府支出を増やす必要があります。
実は、経産省が令和3年6月に発表した「経済産業政策の新機軸」には、生産的政府支出についての記述が何カ所かで見られます。たとえば「単なる量的な景気刺激策ではなく、成長を促す分野や気候変動対策などへの効果的な財政支出(ワイズスペンディング、生産的政府支出(PGS))による成長戦略が、新たな経済・財政運営のルール」とあります。

私は東洋経済オンラインで生産的政府支出の記事を書き、成長戦略会議でも何回となく提言してきました。その影響かどうかはわかりませんが、今回、生産的政府支出という言葉が(おそらく初めて)国の政策に登場しました。

需給ギャップが50兆円だからといって、機械的に50兆円の政府支出をしても、問題がすべて解決するわけではないのです。
1990年代、国は幾度となく景気刺激策を繰り返しましたが、経済は成長しませんでした。だからこそ、政府の対GDP比の債務残高が世界一になってしまったのです。そのことを思い出すべきです。

1990年代からの経緯を研究すると、反論の余地はないでしょう。実は海外の学者の中では、日本のケースを根拠として、MMTを使っても、単なる量的な景気刺激策だけでは効果が出ないと主張されることが多いのです。皮肉なことに、MMTを否定するための材料となっています。

景気刺激策を繰返したとあるが、これって就職氷河期世代からしたら、激怒もんの内容だ。アホまるだし。

MMTを原資とする生産的政府支出を具体的に何の投資に使い、その投資にいくらの経済効果を期待するのか、さらには何年間で税収をどれだけ増加させ、投資を回収するのかを明確にする必要があります。

失われた20年という長い年月の中で、堅実な方向性を提言した人は、たぶん何人もいたと思う。
ネットの記事を見ているだけでも、なるほどと思うような説明をしている人は、過去にもいた。
しかしながら日本は悪い方向にしか進まなかった。だから、賛同しないのだ。

例えば、アベノミクスの3本の矢がある。これは金融緩和(量的緩和策)、財政出動、成長戦略だった。
しかし飛んだのは金融緩和だけだった。
財政出動は業者不足と言われていた。
成長戦略は、ネットで調べたら、TPPや働き方改革などが成長戦略とあった。働き方改革って、成長戦略か?
成長戦略か分からないが、民泊が流行ったり、Uber、サブスクリプションなどが話題になったことは、何となく覚えている。
言っちゃ悪いが、TPPや民泊は、産業を強くするとか産業を育てるとかいう発想ではない。右側にあった物を左側に移動しているだけに見える。(というか完全にグローバリズムの発想)
アベノミクスの3本の矢で重要なのは3本目の成長戦略と言っている人がいたが、結果的には量的緩和策のみしか実現しなかった。
これが現実である。

生産的政府支出を前面に押し出しても、なんだかんだで景気刺激策に変貌しているかもしれない。
それに責任問題を嫌がっている政府が、目標設定なんてするのだろうか。今までのパターンで言えば、都合の良いところだけ強調して、都合の悪いところは有耶無耶になるのがオチだろう。
何となく覚えているが、むかし第三セクターとかいう問題があったと思う。また、空港の誘致で赤字路線が増えたという話題もあったと思う。

少なくとも、景気刺激策ばかりやってきた人達には退場願いたい。
責任の所在を有耶無耶にしてきた人達も同様に退場願いたい。
さらに言えば、ITリテラシーの低い人達にも退場願いたい。(まぁ、私はLINEもツイッターもやったことないので偉そうなことは言えない)

コロナ禍で保健所のやり取りがFAXという話しがあったが、設備投資と人材投資に対する考え方が酷過ぎる。
これは設備投資とその有用性を理解できる人材がいないというお粗末な話しである。

「金、物、人」とよく言うけれど、現状の日本に不足しているのは「人」だろう。
100年先のことを考えて、人を育てなければならない。
日本にあるのは「今だけ、金だけ、自分だけ」である。(あぁ、そうか、これこそまさに「自助の極み」)
私は、エリート教育ではなく、全体のボトムアップが必要だと思っている。エリート教育と言っている時点で、多様性を否定しているように聞こえる。もしくはエリート意識が鼻につく。
時々、ポピュリズムが台頭しているという記事を見かける。
ポピュリズムとは大衆迎合のことだが、どうにも衆愚政治になることを嫌っているように見える。つまり根底にあるのはエリート主義(選良主義)だと思える。
エリート主義で日本が良くなるとは思えない。なぜなら、今の日本を作ったのが、そのエリートだからだ。

ついでに書くと、滴り落ちない経済政策 & 実感なき好景気になるような経済政策にも賛同しない。

(憶測で書いている所もあるので、鵜呑みにしないで下さい。間違っていたときは、ゴメンナサイ)

(最近時間がなくてアニメを見ていない。そのため、くだらないオチが思いつかない。あーブログを書くモチベーションが下がる。そのくだらないオチが、このブログの本文だったのに。。。(´・ω・`)ショボーン)

|ω·`)

 

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