「何をやっても批判される「老夫婦とロバ状態」の日本」。最近よく聞くフレーズ。
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何をやっても批判される「老夫婦とロバ状態」の日本
https://blogos.com/article/552141/
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目についたので少し感想です。
ここに書いたことは、思ったことを述べているだけで、取り留めもなく、何か結論があるわけでもないです。
「「事実は一つ、解釈は無限」という言葉の通り、物事の捉え方によって、何をやっても揚げ足取りの批判をする事ができてしまいます。
逆に、物事の良い面に注文すれば、どんな現実であってもポジティブに受け入れることも可能です。」
「豊田社長の発言は、日本のメディアの報道の姿勢に対しての疑問ですが、これはメディアだけの問題では無いように思います。日本社会にこのような「ああ言えば、こう言う」と、何をやっても批判ばかりで、対案の無い非生産的な空気が漂っているのは、とても不幸で勿体ないことです。」
「何を言っても批判される」というのは、最近よく聞くフレーズです。
コロナ禍が原因なのか、オリンピックが原因なのか分かりません。
それ以前から、あったような気もします。
マスメディアだけなく、SNSも同様だと思う。
貧すれば鈍する。貧乏だと不幸を感じる。
普通の人なら、ある程度までは「まぁ、しょうがない」と思うだろうが、それも限度を超えれば「お前の話しは二度と聞かない」となる。
もともとの性格から、何を言っても批判的な人や、不平不満を言う人は、ある程度いるだろう。
しかし、現状はある程度ではなく、増加しているように思える。それともコロナ禍のための一時的な現象なのだろうか。
こうなると「理論的には正しい」とか「道徳的には正しい」とか「感情的には正しい」とか言ったとしても、何も通じなくなる。
批判しているのではなく、攻撃しているのかもしれない。
自助を考えるとき、自力で何とかしなければならない。その為には、自分の信念を貫く必要がでてくる。
自分の信念を貫くとは、自分の正義を貫くということだ。それは、例えば自粛警察という正義の味方なのかもしれない。
もちろん正義の味方と言っても自分にとっての正義の味方である。
自分の身を守るということは他者を攻撃することなのかもしれない。
なぜ、こんなに余裕のない人達ばかりになってしまったのか。
失われた20年で、貧すれば鈍する人達が増えてしまったのか。そうだとすれば、これは呪われた20年となる。
どうにも社会が崩れかけているように見える。
それとも、やっぱりコロナ禍のための一時的な現象なのだろうか。う~ん、分からない。
最後に、最近よく聞くフレーズで「お前が言うな」というものもある。
なるほど、これが社会の分断か。それとも統治の失敗なのだろうか。
|ω·`)
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