「政府は残念ながら「賢くない」。設計主義の財政出動には限界 」。滴り落ちない経済政策。
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政府は残念ながら「賢くない」。設計主義の財政出動には限界、今こそ減税・直接給付、あるいは社会保険料減免を
https://blogos.com/article/553436/
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「”首相、追加経済対策策定を近く指示 1次補正30兆円規模に”
ようやく菅首相が補正予算の編成を指示するという観測記事が出始めました。結局、夏の間は意地でも臨時国会を開かず、想定通りの時期(9月)が見えてきたから動き始めたに過ぎず、
遅すぎる!!」
う~ん。
「薄く広く国民から集めてきた原資を支持基盤に再配分する「利権分配型政治」にどっぷり浸かってきた政府与党・自民党には、その決断ができません。
「国民生活や経済を見捨ててまで利権を守りたい!」
と思っている政治家はさすがにごく少数だと思いますが、一度でも権力の源泉である原資(税金)を減らせば、それを取り戻すのは並大抵のことではないため、
「いや、官僚がきちんと制度設計すれば、今度こそきちんとお金が行き渡って景気も回復するはず!」
という希望的観測にしがみつき、現状変更に抵抗しているのが古い政治家たちの実態なのでしょう。
ここに私たち世代と新しい政治家で楔を打ち込み、きたるべき解散総選挙で変化を起こさなければ、日本経済や社会そのものに明るい未来はありません。
強い覚悟を持って減税などの経済政策を訴えて臨時国会に臨み、また衆議院総選挙でも本質的な挑戦をしていく所存です。」
経済対策という名の景気刺激策には、もううんざり。
滴り落ちない経済政策とか、実感なき好景気になる経済政策とか、もううんざり。
いくらお金をばら撒いても、フローにはならず、富裕層のストックになるんでしょ。
さて、保守主義とは何か。
国や時代によって色々あるみたいだが、一般的には伝統を重んじると言われている。
私も詳しくは知らないのだが、もともとは持っている側のことであり、既得権益側のことを指していた、という話しがある。
そして、持っていない側(自由主義)は、持っている側に財産没収を求めたらしい。
この辺りは、保守とリベラルという話しではなく、右派と左派の意味合いが強いのだと思う。
しかしながら、リベラルが持っていない側とは限らない。アメリカの民主党はリベラルとして大きな政府を謳っているが、ウォール街との繋がりが強いらしい。
これはウォール街が求めているグローバリズムとリベラルの親和性が高いというのが理由らしい。
ここで疑問なのだが、ウォール街は大きな政府を望んでいるのだろうか。
もしも望んでいなければ、リベラリストはなぜ民主党を支持するのだろうか。この辺りは不勉強のため、よく分からない。
何が言いたいかというと、既得権益勢力とウォール街勢力があって、それを知らずに庶民が選挙に臨むと、痛い目に遭うのではないかということ。
もっとも、既得権益勢力とウォール街勢力というものが、本当にあるのかどうか分からないし、そのまま日本に当てはめて良いのかも分からない。
しかし、失われた20年のことを考えれば、慎重になるべきだろう。
庶民は少なくとも、既得権益勢力やウォール街勢力から、不都合を押し付けられないように警戒すべきだ。
例えば、それは実感なき好景気だったり、何十年も上がらない給与だったり、非正規労働者の拡大だったりと、色々と思いつく。
格差とは不自由を強いられることだと思っている。「貧しくなる自由がある」という言葉があるが、これは言葉遊びである。
貧しくなる自由ではなく、貧しさを強いられているのだ。
民主主義において、既得権益勢力とウォール街勢力、そして庶民を比べると、庶民が一番強いはずである。なぜなら民主主義だからである。
しかしながら、庶民は格差という不自由を強いられている。自由主義が謳われているのに不自由なのである。(これも言葉遊び)
我々は、自由を取り戻さなければならない。
(政治思想は、言葉は同じでも意味が違うことがある。複雑なので、間違っていたときはゴメンナサイ。鵜呑みにしないで下さい)
(ここで「ギレンの演説」もしくは「進撃の巨人」のネタをぶち込みたいところだが、モチベーションが上がらない)
(最近、DEAD CELLSというローグライク系のゲームをやり始めたのだが(サマーセールで買った)、何をすればいいのかよく分からない。よく分からないのにプレイするとエンドレスでずっとやりつづけてしまう。恐ろしい。(*´∀`*)ポワワ )
|ω·`)
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