「河野太郎氏“年金の財源は消費税”発言に「勘弁して」と経済政策に高まる不安」。新自由主義、長老政治、右側、左側のどれか。
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河野太郎氏“年金の財源は消費税”発言に「勘弁して」と経済政策に高まる不安
https://blogos.com/article/560397/
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この記事すごいな。
「各新聞社の取材に対し河野大臣は、年金制度改革の必要性を説き「年金に最低保障は必要だ」とコメント。そして「年金の最低保障部分は保険料ではなく、税でやるしかない」と話し、「応分に能力のある人に負担してもらうことを考えると、消費税がいい」と語ったという。」
へぇ。
「消費税を基礎年金の財源とする方式であれば、買い物をするたびに必ず消費税を支払うので、未納や免除は生じないので、全ての日本人が65歳になれば満額の基礎年金を受け取ることができるようになる。高齢者の生活保護も廃止できる。
消費税ならば消費金額に応じて年金財源を負担することになり、現在の収入の多寡にかかわらず一律金額の保険料を徴収する方法よりも公平。」
う~ん?
「河野太郎の経済政策はいよいよダメですね。岸田、高市とは比較にならない。社会保障に消費税を充てるなんて今どき財務省でも中々言わないですよ。弱者救済の為に逆進性のある消費税を使う時点でおかしいと気付くべき」
消費税が公平と言っているが、消費税の逆進性を考えれば悪平等に思える。
そもそも、サラリーマンの厚生年金には基礎年金の保険料も含まれていたはず。そして、労使折半なので、単純に考えれば企業負担が減るような話しに思える。
また、基礎年金の満額は月7万円弱なのだが、これでは高齢者が生活できない。つまり、生活保護を廃止できるわけがない。
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さて、自民党の総裁選について、ブログを書こうか迷っていたのだが、ついでなので書いてみる。
私の個人的なイメージなので、ネットで書き込まれている色々な意見とは大分違うのだが、まぁ、その辺はご愛嬌である。
河野氏
新自由主義、アメリカの推し(推しメン?)
岸田氏
既得権益、長老政治
高市氏
右側、保守
野田氏
左側、リベラル
パッと見のイメージは、こうである。
河野氏が労働分配率を言ったり、野田氏が子ども真ん中と言ったりしているが、細かいところは分からない。
野田氏が滑り込み(?)で立候補したが、四者が揃うとバランスが取れているように見える。(作為的?)
各者各様なのだが、これで日本における力関係が分かるのかもしれない。パワーゲームである。
この総裁選に、庶民は傍観するしかないと思う。間違っても、自分達で選んでいると錯覚してはならない。
私としては野党に頑張ってほしいのだが、野党が出している提言を見ると脱力しかない;;
ちなみに、小泉政権のときに実感なき好景気が続き、安倍政権のときにも実感なき好景気が続いた。これが何を意味するのか。
上記の河野氏の記事は、新自由主義的な発想に思える。企業負担が減れば、株主配当を増やすことができるからだ。
そして、安部政権では株主配当が増えていた(らしい)。
そういうことなのかなぁ~と思ってしまう。
庶民は身を守ることを考えたほうがいい。
そして、選挙に行くことが身を守ることだと思ってほしい。
「選挙に行かない=ノーガード戦法」だと思ってほしい。
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ひろゆき氏“45歳定年制反対派は無能な人”発言を説明「企業に生活を支える義務を負わせるのが間違い」
https://news.yahoo.co.jp/articles/6abdce2e518c76c70115e4d9b67fcaf538654743
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スポーツ新聞の引用は控えたいのだが、ちょっと気になったので、ついでに書く。
「サントリーホールディングスの新浪剛史社長が今月9日に行われた経済同友会のセミナーで提案し、波紋を広げいている「45歳定年制」。ひろゆき氏は番組で「45歳定年制に反対している人って、無能だけど会社にしがみつきたい人だと思う」と“反対派”をバッサリ。」
まぁ、これは分かる。
「民間企業に生活を支える義務を負わせるのが間違いで、政府が社会保障でやるべき事です。仕事が向いてないならベーシックインカムで暮らす社会でいいかと」
「ベーシックインカムではなく「生活保護で良くないですか?」と質問が届くと、「生活保護はお金を稼ぐと、特権が失われるので、働かない方が得をする制度です。ベーシックインカムにして、働かなくても食えるけど、働くともっと良い生活が出来る仕組みにした方がいいと思います」と持論を述べた。」
私は経済がよく分からないのだが、それでも経済を少し勉強すれば、物価が連動したり、為替が連動したり、利率が連動することは、何となくイメージできるようになる。。。と思う。
もっと良い生活を求める人が多いと、多くの人が働くことになる。その結果、収入の格差が拡がる。これは購買力の格差とも言える。結果、物価が上昇して、働かない人の生活は苦しくなる。
もっと良い生活を求める人は誰か? 例えば、子育て中の親なら、子どものために、もっと稼ごうとするだろう。必ずしも強欲な人ばかりが働くわけではない。
生活できないのなら、ベーシックインカムの給付額を引き上げればいいと考えるかもしれないが、しかし、それは生活保護が置かれている現状に酷似するのではないか。
このひろゆき氏の言っていることも正しいと思うのだが、それには2人に1人くらいしか仕事がない状況を作らなければならない。
つまり失業率50%くらいなら、ベーシックインカムが成り立つと思う。
働いていない人の人数が多くなければ成り立たないと思う。そうでなければ、物価が連動してしまう。。。
(あくまで憶測です。経済をよく知らないので間違っているかも。間違っていたときはゴメンナサイ)
う~ん、総裁選とかBIの話とか、モヤモヤすることばかりだ。
ω·`)
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