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野党共闘は「見直す」べきだ(4年ぶり2回目)
https://blogos.com/article/567801/
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「もっとシンプルに、立憲民主党と共産党を中心にした野党共闘が全体として「リベラル・左派」色が強くて、そこに乗り切れない層が出てきて、それが維新に行った、というほどに見るのが正解なのではないかと思う。維新の躍進に、あまり過剰な意味づけをしなくてよい。」
下記のサイトを見ていたら、前回の衆議院選であった希望の党の得票数が、維新、国民民主、れいわに流れたとあった。
前回の衆議院選の比例を調べてみたら、確かに数字としては辻褄が合う。
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今回の衆議院議員選挙の結果を受けて
https://blogos.com/article/567801/
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「比例区の票を見る限り、合流の効果はなく、希望の党という右翼政党への票はそのまま維新の会に流れたかような投票傾向です。構造改革を渇望する層の受け皿が維新の会だっということです。
もともと希望の党=旧同盟系は構造改革を推進する立場です。」
反自民(右派)支持層の得票数が動いたということだ。立憲の得票数を見ると、あまり変わっていない。
立憲としては、希望の党の議員を取り込んだことで、反自民(右派)支持層の得票数を取り込んだつもりであったが、それが逃げたということだろう。
つまり、立憲は失敗した。
維新が勝ったように見えるが、松井氏が負けたと言っているように、自民支持層を崩していないので、勝ったとは言えないのかもしれない。
つまり、自民のひとり勝ちという結果なのだろう。
最初に選挙結果を見たときは、頭が悪いので、何がなんだか分からなかったが、説明を読んで、やっと分かった。
「惜敗を打ち破り、実際に勝利するためにはどうしたらいいのか。そこが考えどころなのである。
野党共闘を解体したい人たちは、そこから「共産党を切れ」ということになるのだが、それは論理的にもおかしいのである。今度は左の票がなくなってしまう。
そうではなくて、左が固められたのだから、右へウイングを伸ばすべきなのだ。
野党共闘からは、国民民主党がそっぽを向いている状態であるのはその意味で惜しい。前原誠司や細野豪志のような色合いの人も同様である。」
どう考えても、国民民主は、共産を許容しないだろう。
つまり、こういうことか。
国民民主 + 立憲 = 反自民(左派)支持層が逃げる。
立憲 + 共産 = 反自民(右派)支持層が逃げる。
反自民(右派)支持層と反自民(左派)支持層の得票数をすべて集めれば、自民にだって勝てそうだが、反目しているのだから無理だろう。
ちなみに、反自民(右派)支持層と反自民(左派)支持層の得票数は、同じくらいだった。
つまり、反自民(右派)支持層だけでは、自民支持層の半分しかなく、反自民(左派)支持層の場合も同じ様に、自民支持層の半分しかない。
民主党が政権を取ったときは、反自民支持層の両方から支持されていたし、自民支持層も取り込んでいたようだった。これは小沢氏の目論見通りなんだろう。
右へウィングを伸ばすとあるが、これは反自民(右派)支持層の中道層と、自民支持層の中道層を取り込むことを目指すということだろう。
前提として、立憲と連合が離れることはないので、共産は許容されないということ。
筆者は共産を切れというのはおかしいと言っているが、まぁ、無理だろう。
右へウィングを伸ばすのはいいが、左はどうするのか。
そもそもの前提として、55体制で社会党は1/3しか勢力がなく、自民党は2/3の勢力だった。
反自民(左派)支持層の得票数を見ても、大体同じだろう。
つまり、どんなに頑張っても、左派では政権が取れない。
役割分担が出来ていないように見える。
左派をパージして、立憲よりも左派の政党を作ったほうがいい。もしくは、共産にそのポジションを担ってもらう。
共産を忌避するなら、やっぱり左派の政党を作るしかない。(左派は放置)
立憲よりも左派の政党が無いから、左に寄ってしまう。もしくは、自民党に押されて、左に追いやられている。立憲が体たらくだから、結果として左に追いやられている。社民党が潰れた時点で、危機感を持つべきだった。全く、中原へ食い込んでいない。(ここは敢えて、中原と書いている)
立憲が左傾化しているとは、自民党に押し負けていると解釈すべきである。
左に拠れば、反自民(左派)支持層がいるので支持を得られるが、そうするとそれが重しになって、右に拡大できなくなる。私みたいな人間が、左だ左だと叫ぶので、それに引っ張られてしまう。
中道左派のポジションを取れという話しもあるが、日本に中道左派というポジションは無いと思う。
もしあるとすれば、それは自民党支持層である。昔から自民党がガッチリと押さえていたという話しだと思う。
日本にあるのは、55体制の1/3と2/3なのだと思う。
本当は、国民民主は立憲よりも右にいるので、自民党支持層を切り崩すという役割を担うべきだった。しかし、自民党よりも右にいるようにしか見えないので、私は批判しかしない。
自民支持層の中道層に被るくらいのポジショニングにするべきだったのだ。
遊撃隊として、自民党よりも右にポジショニングすることも考えられるが、それでも遊撃隊には見えない。国民民主は国民民主でしかない。
結論としては、反自民(左派)支持層をどう扱うのか。自民支持層の中道層をどう切り崩すのか。これをひとつの政党でやるには無理がある。
反自民(左派)支持層が連合を許容するとは思えない。洗剤みたいに混ぜたら毒しか吐かない。つまり私が毒を吐くということ。
それと中道層を取り込むには、橋下氏が言うようにやることやれってことだろう。そうでなければ、中道層には何も響かない。
あと橋下氏はインテリ(知識階級)を批判しているが、これは特権階級への批判なのだと思う。橋下氏は弁護士なので頭が良い。頭が良い奴はダメだではなく、頭が良いことが前提。
ホリエモン氏もユキヒロ氏も、あんな感じだが、同じように頭が良い。
右派だろうが左派だろうが、実力を示して中道層を取り込むということ。これを実践しているのが、維新。(何で維新を称賛しないといけないんだ;;)
左を制す者は世界を制すという言葉があるが、これに限っては、左を制しても日本を制することはできません。
(得票数は比例の話しです。あと、ほぼ憶測なので、鵜呑みにしないでください。政局はよく分からない)
|ω·`)
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