「立民「共闘」不発」。ショックだわ。
---
衆院選 自民単独で安定多数 立民「共闘」不発
https://www.sankei.com/article/20211101-SOPHGHZQONJZNHQ3XOZYV32CTQ/
---
「第49回衆院選は31日、投開票が行われ、自民党は公示前から議席を減らすが、過半数(233議席)を超え、安定多数(244議席)も維持することが確実となった。衆院全ての常任委員長ポストを独占し、各委員会で半数を確保できる。岸田文雄首相(自民党総裁)は信任を受け、政権を維持する。立憲民主党は選挙区の約7割で共産党などと候補者を一本化したが、公示前勢力(110議席)を下回り、野党共闘は不発に終わった。一方、日本維新の会は公示前勢力の11議席から躍進。公明党を上回り、第3党となるのが確実となった。」
正直、ショックだわ。
自民が減少して、立憲が増加すると思っていたのに、自民が微減で、立憲まで微減である。
結果を見ると、自民と立憲が同じくらい議席を減らして、減った分が維新に流れたように見える。
公明、国民、れいわが微増で、共産が微減というのも、どう読み解くべきか。
自民は、地力が示された。
立憲は、共産との協力でマイナスとなったか、それとも維新に食われたかの、どっちか。
維新は、吉村知事の人気か、政治を変えたいという期待の、どっちか。
上記の3党に関しては、こんな感じなのかなと思うが、選挙の分析ついては、色々な記事がでてくると思うので、それを読みたいと思う。
何にしても、維新が勝ったのだから、小さな政府が是となった。
小さな政府なのだから、社会保障は小さくなる。庶民は、あとから文句を言ってはならない。(私は言うけどね)
また、新自由主義も是である。
自民は負けなかったので、実感なき好景気は是となった。今日は、株価も上がったし、まさに是である。
貧乏人はさらに貧乏に、そして凡人も貧乏になる。格差万歳である。目指せアメリカのような社会である。
デフレも是となった。安売りは是である。
庶民は、景気が良くなることを望んではならない。
給与が上がることを望んではならない。
消費税も是となった。消費税が下がることを期待してはいけない。
もしかしたら、いずれは日本から供給能力が消えるのかもしれない。
自助も是となった。
パワハラ、忖度、財務省の赤木氏の自殺も是となった。
そして、ブラック企業が台頭する。ウツになるなら、さっさと逃げ出せ。
派遣も是となった。移民も是となった。規制緩和も是となった。
今まで批判されていたことは、すべて是となった。
枝野氏は分配と言っていた。
私も景気を良くするには分配と思っていたが、それが否定された。そして、成長が是なった。
デフレ対策(不景気対策)としては、消費活性化だと思っていた。そのための分配だと思っていたのだが、それは否定された。
枝野氏は支え合いと言っていたが、自助が是となったのだから、自分の身は自分で守らなければならない。
他人より自分である。「今だけ金だけ自分だけ」である。
コロナ禍における自粛警察のように自分の身は自分で守る必要がある。
嫌な世の中だわ。
この選挙で分かったことは、庶民は現状維持を望んでいるということ。
投票率の低さが、それを裏付けている。
文句は言うけど、現状維持でいい。それが答えである。
庶民の文句は、馬耳東風でいい。そんな感じである。
---
<衆院選>それでも日本人は新自由主義を選んだ
https://www.newsweekjapan.jp/fujisaki/2021/11/post-24.php
---
私のよく分からないブログよりも、もっと分かりやすい記事があった。
「「それでも日本人は新自由主義を選んだ」ということなのだ。」
まさに、これ。詳しくは、これを読んでみてくれ。
あと、ネットのコメントを見ていたら、ほとんどの人は新自由主義という言葉自体を知らないのではないかとあった。
これに関しては、知らない奴が悪いとしか言えない。誰かが、親切に教えてくれるわけではない。
|ω·`)
« 「日本だけが「低賃金から抜け出せない」2つの理由」。解雇規制の緩和が目につく。 | トップページ | 「立民・枝野代表が辞任表明」。いらない。 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 「給料が安すぎる介護職の絶望感…国が「月9000円上げる」と言ったけれど上がらない厳しい現実」。考え方が逆。(2023.02.01)
- 「野党側は「この10年、自民党政権が少子化対策を遅らせた」」。国民が選んだことが実現。(2023.01.31)
- 「賃上げで、ベテラン社員はどうなるのか?国を挙げての「賃上げ機運」でメスを入れざるをえない大問題」。タイトルに釣られた。(2023.01.29)
- 「「ついに大きな動き!」国会で拍手喝采… 自民党が児童手当の「所得制限は撤廃すべき」と訴え」。万年、同じ。(2023.01.27)
- 「安保・原発・少子化の「転換」焦点 与野党攻防激化へ」。もう無理でしょ。(2023.01.23)
« 「日本だけが「低賃金から抜け出せない」2つの理由」。解雇規制の緩和が目につく。 | トップページ | 「立民・枝野代表が辞任表明」。いらない。 »
コメント