「立憲・泉代表 政権構想に「共産党はない」と明言 選挙協力は継続」。結論は自民一強。
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立憲・泉代表 政権構想に「共産党はない」と明言 選挙協力は継続
https://mainichi.jp/articles/20220109/k00/00m/010/098000c
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「泉氏は、昨年の衆院選で立憲が政権を取った場合に共産が「限定的な閣外協力」をするとした両党の合意について「政権を共にするのかしないのか曖昧になってしまった」と述べて、連立の可能性を否定した。「立憲は日米安全保障条約や自衛隊、皇室制度を是としている。この原則に賛同する政党と政権を構成する」とも言及した。」
「これに対し、共産党の志位和夫委員長は同番組で、立憲との協力について「参加する政党が対等、平等、相互に尊重しあって初めて力が出る。共通政策、政権協力の合意を踏まえつつ共闘体制を作っていきたい」と述べ、衆院選時と同様の共闘が必要だとの認識を示した。」
同床異夢。
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連合・芳野会長「立民、国民民主と参院選戦う」
https://www.sankei.com/article/20220105-F4CC3MZSBFKO7HF4BTCYTEQ6S4/
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「連合は立民を基軸に、国民民主と(ともに)参院選を戦う。政策要請は共産党を除く各政党にしており、自民党とは今後もそういった関係だ」
立憲を基軸と言っているが、国民民主に失礼ではないのか。
基軸なんて言わないで、連合の立場からしたら、立憲と国民民主を同等に扱えばいいと思う。
さて、この2つの記事を見ると、参議院選挙での野党共闘は無くなるのかな。
連合がこれだけ強行しているのだから、共産は全国に立候補者を立てる気がする。
そうすると野党の票が割れるので、今まで通り自民一強となり、自民独裁の100年王国が見えてくる。
つまり、今まで通り。平和だなぁ~。平和ボケ?。
少し話題になった東久留米市長の選挙がある。結果は以下のとおりだ。
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令和3年12月26日
富田竜馬氏(44歳)15922票 42% 自民、公明
細谷祥子氏(67歳)12820票 34% 都ファ、国民民主
篠原重信氏(70歳)8800票 23% 共産、社民
投票率39%
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立憲が居ないのだが、その立憲の票は自民に流れたと言われている。
つまり、連合が何を目指しているのか分からないが、左派政党が潰れたとしても、左派層は都ファや国民民主には易々と流れないということ。
まぁ、これだけで傾向を読むのは無理だと思うのだが、参考にはなると思う。
保守二大政党とか言われることがあるが、たぶん無理だろう。自民一強になる。
詳しくは分からないが、保守には、守旧保守と改革保守があるらしい。
これは、革新(リベラル)が頼りにならないから、革新ではなく保守の中から改革を目指している人達がいるということ。
保守なのに改革とは、言葉の定義だけ見ると矛盾した言葉だ。
だから、改革保守ではなく、改革右派と考えたほうが分かりやすい。
右派は、保守右派と改革右派に分かれていると見るべきだろう。
では、左派はどうなのか。左派には、意識高い系(インテリ=知識階級)左派と貧困層左派があると思う。
連合の態度を見ると、この貧困層左派はお気に召さないように見える。
それは労働者派遣法だったり、非正規労働者だったり、外国人技能実習制度だったり、これらに関して、およそ連合が積極的に活動しているという話しを見かけない。
今でこそ非正規労働者は社会問題になっているので、連合が動いているという話しもあるのだが、今更である。
連合は、改革保守を目指しているのか、それとも意識高い系左派を目指しているのか、よく分からない。
改革保守をネットで検索すると、小泉政権とでてくる。
そして、日本維新の会は、改革する保守と言っているらしい。
希望の党や国民民主も、改革する保守と言っているらしい。
これらを踏まえると、左派が潰れたとしても、その票が改革保守に流れることはないと思う。少なくとも私はそう考える。
どこに流れるか。保守右派だろう。やはり、自民独裁の100年王国が見えてくる。
むしろ、改革保守は何を考えているのだろうか。
左派が無くなれば、反自民の票が改革保守に流れると考えているのだろうか。
共産が嫌われているように、改革保守も嫌われている。少なくとも私はそう考える。
まぁ、なんにしても、国民は自民党政権を選んだのであり、それ以上でもそれ以下でもないのだろう。つまり、どん詰まり。
国民には、できれば、保守右派、改革右派、意識高い系左派、貧困層左派という分類を意識してもらいたい。
小泉政権という改革保守に良いイメージを持っている人は、どうぞ改革保守を応援してください。
(憶測で書いているので鵜呑みにしないでください。間違っていたときはゴメンナサイ)
|ω·`)
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