「連合、共産念頭に「政策異なる政党と協力なら推薦しない」」。報道か? 広報か?
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連合、夏の参院選は立憲・国民と「連携」 維新・共産とは協力否定
https://mainichi.jp/articles/20220216/k00/00m/010/330000c
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「連合が17日の中央執行委員会に示す夏の参院選の基本方針案が判明した。1月の素案と同じく支援政党を明示しない一方、立憲民主党、国民民主党と「連合の政策実現に向けて、引き続き連携を図ることが基本」との表現を追加し、連携維持の姿勢を示した。さらに共産党と日本維新の会を念頭に、「目的と基本政策が大きく異なる政党と連携する候補者を推薦しない」方針を明記した。」
「共産党との協力を巡っては、素案段階で連合と「目的が異なる」と記して否定していた。さらに今回の方針案では、維新についても「基本政策が異なる」との表現を加えて協力を否定。立憲・共産、国民・維新の連携をそれぞれけん制する内容となった。」
共産党と日本維新の会を念頭にか。これは基本方針が決定する前日(16日)の毎日の記事だが、どうやら見込みっぽい。
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社説 立憲の参院選対応 野党協力を模索すべきだ
https://mainichi.jp/articles/20220218/ddm/005/070/149000c
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「連合と「目的と基本政策が異なる政党」と連携する候補者は推薦しないという。念頭に置いているのは、共産と、自公政権に対し「是々非々」の姿勢を取る日本維新の会だ。」
これは18日の毎日の社説だが、やはり念頭に置いているのは共産と維新と言っている。
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連合が異例方針、参院選の支援政党を明示せず…共産念頭に「政策異なる政党と協力なら推薦しない」
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20220217-OYT1T50272/
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「連合は17日、東京都内で中央執行委員会を開き、夏の参院選の基本方針を決定した。支援政党は明示せず、立憲民主党と国民民主党は連携を図る政党と位置づけた。共産党を念頭に、連合と基本政策が異なる政党と協力する候補者を推薦しない方針も示した。」
「参院選での支援方針については、「人物重視・候補者本位で臨む」との基準を示した。特定の政党名は示さなかったが、共産党を念頭に、「目的が大きく異なる政党等と連携・協力する候補者は推薦しない」と明記した。」
17日の読売の記事だが、共産党を念頭にと言っている。
どちらなのだろうか。
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連合「候補者本位で臨む」 夏の参院選 基本方針を発表
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220217/k10013489291000.html
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「夏の参議院選挙をめぐり連合は、立憲民主党や国民民主党への支援を明示せず「候補者本位で臨む」としたうえで、共産党を念頭に「目的や基本政策が大きく異なる政党と連携する候補者は推薦しない」とする基本方針を発表しました。」
「党名の明示は避けながらも「目的や基本政策が大きく異なる政党と連携する候補者は推薦しない」としています。
この記載について芳野会長は「共産党は念頭に置いている。日本維新の会を含め、その他の政党については、地域によって事情が違うので、地域で判断することになる。連合として現場が戦いやすい環境をつくっていきたい」と述べました。」
これは17日のNHKの記事である。
共産党を念頭に置き、維新は状況によって判断ということみたいだ。つまり、共産は否定するが、維新はそれよりも弱い表現と言える。
はじめは、共産と維新を念頭なのか、それとも共産だけを念頭なのか、この違いが何なのかブログに書こうと思ったのだが、詳しく見てもよく分からない。
これは、報道というより、広報の意味合いが強くでているように感じる。
報道の自由は保障されており、表現の自由も保障されているが、広報の自由はどうなのだろうか。
毎日も読売も間違ってはいないだろうが、読み手はそれぞれ異なったイメージを抱くだろう。
う~ん。
まぁ、それでも国民がこんな政治や社会を選んでいるのだから、どうでもいいんじゃない?
こんな政治や社会を国民が選んでいるのだから、仕方がない。じゃんじゃん広報でも何でもすればいいと思う。ヽ( ゜ 3゜)ノ
(憶測で書いているので鵜呑みにしないで下さい。間違っていたときはゴメンナサイ)
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