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2022年6月 3日 (金)

「「ジョブ型」への転換は、日本の社会を根底からゆるがす可能性がある」。どこに向かっているのか。

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「ジョブ型」への転換は、日本の社会を根底からゆるがす可能性がある。
https://article.yahoo.co.jp/detail/24c8df0185c6e92ffe1a4f7844cea8cbdc8af305
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ちょっと、気になったので感想です。

この30年ほどの日本の経済の不振は、高度成長期にはそれなりに適合的であった「メンバーシップ型」の雇用形態がもはや機能しなくなってきていることに起因するので、日本も「ジョブ型」への転換を急がなくてはならないという議論が最近おきてきているようです。

ということで「ジョブ型」への転換は日本の社会を根底からゆるがす可能性があると思います。
それはひょっとすると、今のロシアが西欧型の社会へ転換するほどの困難を伴うものかも知れません。

読んでいるとジョブ型に否定的なのかなと思った。
それとも、否応なしにジョブ型が到来すると予言しているのだろうか。
まぁ、書いていることが間違っているとは思わないのだが、ジョブ型を否定したとしても、現状のメンバーシップ型が持続できるとは思えない。

メンバーシップ型は、ねずみ講みたいに拡大することが前提だと思う。
拡大できないからポスト不足なって、部下のいない管理職というものが出てきた。
ブラック企業が台頭したことも、メンバーシップ型が持続できないことの現われだと思う。

仕事に就く時にも会社からどういう仕事をするかの提示は一切なく、ただその会社で働くことだけが決まるというやりかたで、それを学術用語では「メンバーシップ型」と呼ぶようです。(これは正規雇用社員の場合であって、派遣社員は「ジョブ型」と思いますが。)
以上は日本でもある程度規模が大きくなった会社に当てはまるもので、数人から数十人くらいの会社では「ジョブ型」での採用だそうです。

小規模な会社がジョブ型だとしたら、どれくらいの人がジョブ型に該当するのだろうか。
日本は、大企業の労働者は3割で、中小企業の労働者は7割の割合と言われている。
それを踏まえると、かなりの人数がジョブ型に該当しそうだ。もしかしたら半分くらいはジョブ型なのかもしれない。(さすがに言い過ぎか?)
もっとも問題は、そのジョブ型が海外のジョブ型と違うことが問題なのだろう。

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“おじさんだから切られる”は過去のもの…ジョブ型の成果主義普及で、日本も40代が引く手あまたに?
https://times.abema.tv/articles/-/10025918
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もうひとつ、目についたので感想です。

タイトルにある「ジョブ型の成果主義」とは何だろうか。
ジョブ型と成果主義は別物と言われている。

海外は、ホワイトカラーエグゼンプト、ホワイトカラーノンエグゼンプト、ブル-カラーの3層になっていると言われている。
ホワイトカラーノンエグゼンプトとブル-カラーは、職務記述書に書かれている業務を担う。
ホワイトカラーエグゼンプトは、成果が求められる。
つまり、ホワイトカラーエグゼンプトは上層部である。

成果が求められるのは、上層部なのである。それなのに、下層に対して成果と言っているような記事を見かける。
もしかしたら、文章の説明不足というだけで、他意は無いのかもしれないが、どうにも煩わしい。

また、日本では末端社員まで評価対象となっているが、末端社員を正しく評価することは出来ないだろうと言われている。だから、年齢による年功序列となっている。
外国では、ホワイトカラーエグゼンプトだけが評価の対象になっていると言われている。

これまでの年功序列の中では、だいたい40歳を過ぎたあたりで“出世レース”は終わり、残りの20年以上は“消化試合”になってしまう。それは本人にとっても組織にとっても、非常にもったいないことだと思う。ジョブ型ならリベンジできる、見方を変えれば再び就活時に戻ることができるという期待をしてもいいのではないか

上記を踏まえると、ジョブ型になるからといって、40歳代がリベンジできるとは思えない。
まぁ、仮にホワイトカラーエグゼンプトになれれば、リベンジしたと言えるかもしれない。

記事を見てみると、成果によって昇給額が変わるようだが、これでは同じ仕事なのに給与額が違うことになる。それだと、ジョブ型とは言えないのでは?
同一労働同一賃金のルールが崩れる。
また、ポストが成果によって得られる場合はどうなのか。上記でも書いたが、ポスト不足の問題があるため、うまく行かない気がする。
ポストが得られないとしたら、誰が成果を出そうとするのだろうか。

岸田政権が“新しい資本主義”を掲げ、DX人材に転用するんだ、ということも言っている。しかし“明日からDX人材になりなさい”と言われて、どれくらいの人が応じられるだろうか。特に40代、50代となってくると異様に自意識過剰になってきて、“なんで俺よりも年下の若造が課長なんだ”と言い出すおじさんも出てくる(笑)

かつてリクルートが“40歳になったら転職するか起業するか選びなさい”という、事実上“40歳定年制”みたいなことをやっていたが、割に正しかったのではないか。つまりセカンドステージは社内でDX人材になる、ではなく、別の会社で新人として一からやり直す、くらいの方向に持っていかないと、健全な状態にはならないのではないか

40歳で転職とか起業だと、ジョブ型とは呼べない。
それと年齢で分けると、差別になると思う。
仕事ではなく、人を基準にすると、メンバーシップ型の考えになってしまう。メンバーシップ型の考え方から脱却するのは、なかなか難しいようだ。
あと、DXを否定する気はないが、IT土方で嫌気がさした人が多いと思うので、ITを安直に考えないほうがいい。

一番目の記事にしても、2番目の記事にしても、一体全体、どこに進もうとしているのだろうか。
どうにも、色々な思惑が飛び交っているようで、気味が悪い。

(憶測で書いているところもあるので、鵜呑みにしないでください。間違っていたときはゴメンナサイ)

|ω·`) .oO(最近はフェノトピアというゲームを遊んでいる)

 

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