「米紙「安倍氏の長年の目標実現近づく」 憲法改正の行方に注目」。社畜がね、怖いのよ。
選挙が終わったので、すこし感想。
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「現状支持の選択。ああ、そうですか」 自公大勝に内田樹氏
https://mainichi.jp/articles/20220711/k00/00m/010/057000c
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「今回の選挙では、改憲や経済問題ばかりではなく、日本が直面する大きな問題である新型コロナウイルスのパンデミック、気象変動、戦争、人口減少も論点であったはずだ。今の政治はこうしたシリアスな問題に対応できず、日本の国力は落ち、国際社会での地位も低下しているが、有権者は現状を支持した。僕としては「ああ、そうですか」としか言いようがない。」
ああ、そうですか。
それ以外に言葉がない。この結果は選挙前から予想されていたこと。
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米紙「安倍氏の長年の目標実現近づく」 憲法改正の行方に注目
https://mainichi.jp/articles/20220711/k00/00m/030/065000c
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「自民党が大勝した参院選の結果を受け、米主要メディアは政権基盤を強化した岸田文雄首相(党総裁)が安倍晋三元首相の宿願だった憲法改正を進めることができるかなどに焦点を当てて報じている。」
海外が取り上げているということは、外国は改憲に好意的なのだろうか。
改憲と言えば、9条なのだが、社畜がね、怖いのよ。
過労死や過労自殺を受入れている国民って、何なんだろう。
KAROSHIという言葉が海外で使われていることを考えれば、日本の過労死が特異であることは明白だろう。
戦争ができる国になるということは、過労死や過労自殺、またはウツになる人達がどんなことになるか想像できると思う。
また、派遣労働法により労働者がどうなったかを考えれば、戦争ができる国なるということは、どういうことか想像できると思う。
しかしながら、それを国民が選んでいるのだから、仕方がない。社畜、まじ怖い。
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景気・雇用対策がトップ 重視政策、生活関連に集中 出口調査【22参院選】
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022071000509&g=pol
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「時事通信が10日実施した参院選の出口調査によると、有権者が最も重視した政策は「景気・雇用対策」で、全体の30.2%を占めた。
「年金・介護・医療」が15.7%、「子育て・少子化対策」が11.1%と続き、生活に身近な政策が投票行動に影響を及ぼす実態が明らかになった。」
景気雇用対策が一番高いのは、いつものこと。
でも、景気が良いと何なのか、それを説明できる国民は少ないと思う。
国民は、漠然と景気を良くしてほしいと願っているように感じる。
景気が良いと漠然と考えるのではなく、細分化して詰めていかなければ、先には進まない。
私は、経済をよく分かっていないので、以下は素人考えである。
景気が良くなるには、人口が増えるか、輸出が増えるか、金融バブルで余剰金が増えるか、消費が増えるか、とそんなことが考えられる。
例えば、消費税の減税は、使えるお金を増やすのは良いが、その負担は誰に押しつけるのかという問題がある。
現状の日本は、人口は減っている、輸出は現地生産により効果が薄い、金融バブルは一部の人に恩恵が偏る、消費は高齢化のため貯蓄に偏る、という感じなので、成長できずに、負担の押し付け合いになっていると思う。
そもそも、成長とよく言われるが、成長ではなく繁栄が目的でなければおかしい。成長は、繁栄するための手段にすぎない。
現状では、消費しない人にはお金を流さないで、消費する人にお金を流すくらいしか思いつかない。
消費しない人にお金を流しても、投資に使われるだけだと思う。
投資によって経済が活性化するような話しもあるが、現状では消費がないのだから効果的とは思えない。
まずは消費だと思う。そして、少子化や非婚化は、消費においてマイナスでしかない。
しかしながら、社畜根性によってそんな機運も高まらないと思う。従順であれ。負担を強いられても「はい、喜んで!」と引き受けるのが社畜である。それが国民の選択である。
日本は悪い方向へ漸進しているが、そんな漸進という現状維持を選んだのである。
(憶測で書いているので鵜呑みにしないでください。間違っていたときはゴメンナサイ)
|ω·`)
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