「サイバー「初任給42万円、固定残業代80時間」がもたらすインパクト」。年棒714万円。
---
サイバー「初任給42万円、固定残業代80時間」がもたらすインパクト 倉重弁護士が考察
https://www.bengo4.com/c_5/n_14866/
---
「固定80時間というのは、80時間やらなきゃいけない、という意味ではないでしょう。むしろそれより短くても、80時間分もらえるということです。だらだらと長く働けば、結果いかんにかかわらず残業代がもらえるという従来の時間給制からの脱却を指向しているのではないかと考えられます」
「サイバーはGeppoという社員コンディション発見ツールの利用が根付いており、毎日の健康管理もきっちりしている会社です。人事制度は、健康管理体制や企業文化、組織風土とセットで考えるべきです。確かに、この基準を人員が十分にいない中小企業が単に残業代節約を目指してマネするとサービス残業や長時間労働の強要など『ブラック企業』になる危険性はあります」
42万円×(12ヵ月+5ヵ月(賞与))=714万円 う~ん。
海外のノンエグゼンプト(ホワイトカラー、ブルーカラー)は、定時で帰る。(らしい)
エグゼンプト(経営層、管理者)は猛烈に働く。猛烈に働くけど業績が良ければ報酬がいい。(らしい)
これだと、714万円が上限となる。年棒714万円と言ってもいい。
大事なことは、残業ありきではなく、就業時間内で求められる業務成果は何かという気がする。
与えられた業務内容は何なのかということ。
そもそも、残業しなければ出来ないよう人を、雇うなということ。
最近思っているのが、メンバーシップ型という年功序列は、年齢とともに年収は上がるが、それが仕事とリンクしていないということ。
年収は上がるが、それだけ難易度の高い仕事ができるのか、または給与に見合った仕事が社内にあるのかということ。
年収と仕事がリンクしていないのだから、どうしたって追い出し部屋みたいな歪みが生じる。
年功序列は、ある意味では手抜きじゃないのか?
固定残業代80時間で言えることは、能力が不足している人を絶対に雇うなということ。絶対にだ。
しかし、これが模範となって広がれば、能力不足でも雇うところがでてくるだろう。それが悲劇の始まりだ。終わりの始まり。
日本は、能力不足の人材に残業させるから、おかしくなる。且つ、能力不足なのに年功序列で年収が上がるから、おかしくなる。
海外だと、エグゼンプトになれるような人材が猛烈に残業しているのだろう。
エリート以外に残業させるなよと思う。その点で、サイバーはエリートだけを雇入れるつもりだろう。いや、そうに違いない。そうでなければならない。だから、私みたいなボンクラは逆立ちしたって入れないだろう。
(憶測で書いているので鵜呑みにしないでください。間違っていたときはゴメンナサイ)
|ω·`)
訂正(8/26):
変更前:42万円×12ヵ月×5ヵ月(賞与)=714万円 う~ん。
変更後:42万円×(12ヵ月+5ヵ月(賞与))=714万円 う~ん。
« 「なぜ現場で働く人が不足しているのか 「コロナのせい」ではないワケ」。まぁ、そうだな。 | トップページ | 「NISA恒久化を要望」、「原発新設へ方針転換」。誰が儲かるのか。 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 「社会保険料「負担増」のからくり」。公平という悪平等。(2023.12.08)
- 「介護現場、働き始める人を離職が初めて上回る 担い手不足が危機的」。家族が介護する未来。(2023.12.06)
- 「介護の人手不足 外国人受け入れ、ICT化の事業所は配置基準緩和へ」。画餅。(2023.12.04)
- 「介護分野に関しては人材確保が極めて深刻な状況」。介護は、家族が担う。。。のか。(2023.11.29)
- 「介護福祉士の養成校 入学者集めに四苦八苦」。あたり前。人口動態を見るべき。(2023.11.22)
« 「なぜ現場で働く人が不足しているのか 「コロナのせい」ではないワケ」。まぁ、そうだな。 | トップページ | 「NISA恒久化を要望」、「原発新設へ方針転換」。誰が儲かるのか。 »
コメント