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« 「経済対策を懸けた仁義なき戦い」。通常運転です。 | トップページ | 「「日本人は賃上げを要求できない」残酷な現実。」。その仕事、おいくらですか。 »

2022年11月 3日 (木)

「賃上げへ協力期待 岸田首相」。斉天大聖 孫悟空。

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自動車業界に積極アプローチ 賃上げへ協力期待 岸田首相
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022110201137&g=pol
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首相の思惑通りに賃上げが実現するかどうかは見通せない。首相は次の春闘を「『成長と分配の好循環』に入れるかどうかの天王山」と位置付けるが、働き手の大半を占める中小企業には円安の恩恵が及びにくく、経済界は一律の賃上げは難しいとの姿勢を崩していない。
首相周辺からも「一般論としては賃上げに賛成だろうが、具体的な賃上げの数字を出せば抵抗される」との声が漏れている。

最近、賃上げの話題が多い。それらを見て、国民はどう思っているのだろうか。
ワクワクしているのだろうか。
それとも、無意味だと思って、無関心なのだろうか。

日本はメンバーシップ型と言われている。これは年功序列と終身雇用、企業別労働組合、滅私奉公などが特徴だ。
メンバーシップ型は、滅私奉公を耐えることにより、年功序列と終身雇用で賃金が上がる仕組みだ。

海外はジョブ型と言われている。これは転職することで賃金が上がると言われている。
より高い賃金のジョブへの転職を目指す。そのために、実績や学歴としての博士号などが重要となる。

この2つの人事制度は、どちらも賃上げの条件が明確である。それがポイントだ。
では、いまの日本はどうかといえば、終身雇用が崩れたと言われている。中年になればリストラ対象になるかもしれない。
つまり、耐えているだけでは賃金が上がらないどころか、雇用を失う可能性すらある。
では、転職すればいいかといえば、海外のジョブ型と違って、賃上げの明確な条件がない。むしろ、転職することで賃金が下がる可能性がある。
起業やフリーランスで自分でコントロールする方法もあるが、実態としてフリーランスは苦労しているようだ。
現状は、記事にもあるとおりお願いベースの運まかせである。経営者の胸三寸である。
親ガチャという言葉が流行ったが、それと同じように人生自体がギャンブルである。
鬼滅の刃風に言えば、冨岡義勇の「生殺与奪の権を他人に握らせるな」となるのだが、すでに生殺与奪の権は手放した状態である。
どこがターニングポイントだったかと言えば、派遣労働の拡大だろう。
派遣労働自体が問題なのではない。問題なのは、派遣労働がどちらかといえばジョブ型志向である点だ。
ジョブ型志向なのに、賃金システムがメンバーシップ型だと相性が悪い。賃上げの方法が明確ではないのである。
派遣労働は、賃上げのためにジョブを磨くのではなく、滅私奉公を耐えるべきなのか?
こんな中途半端なシステムを導入したのは、どこのどいつだ。

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売り上げ増なくして「賃金アップなし」の現実を学ぶ
https://news.yahoo.co.jp/articles/3dfb923cdec1ad35debee65c6b04b8b4367d9565
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これまで日本経済をつぶさに見てきた経験からして、未来の大きな成長は、おそらく日本国内ではなく海外市場にあると考えられる。逆説的に言えば、政府がいくら国内で成長するストーリーを描いても、それが花開くことは難しい。
国内に関しては、むしろ発想を変えて、大きな市場の開拓ではなく小さなすきま市場を規制緩和で開放して、中堅・中小企業がニッチ市場で成長を得ることを、政府は考えた方がよいのではないか。この規制をやめれば民間需要は増えるといった分野は、リストアップすれば数多くあるはずだ。それが賃上げを導くと思われる。

この説明が間違っているとは思わない。しかし、対象となるのは、せいぜい3割がいいところだろう。
残りの7割はどう考えるべきか。

まず毎年1千円しか昇給しない労働者は、自分の給与は固定給だと思った方がいい。給料を上げたいなら、転職したほうがいい。
賃上げの条件が具体的でなければ、頑張りようがないと考えるべきだ。必死に頑張るのではなく、転職したほうが早い。経営者と交渉して賃上げの条件を設定してもいいのだが、そもそもそんな発想がない経営者には懐疑的である。

成長なくして賃上げはない。成長戦略、特に輸出増を見込んだ業界の成長なくして、賃上げは成り立たない。これは、民間企業が先行投資して、大きな事業リスクを覚悟したうえで、成功の配当を受け取っているものだ。

成長戦略とあるが、繰り返しになるが、3割の人達には意味があるだろう。
しかし、例えば、すべての労働者が事業計画に携われるのかと言えば、そうではない。
自分でコントロールできないことにパワーを割いても仕方がない。
必要なことはパワーを割いてもいいという条件を整えることだ。
敵を知り己を知れば百戦危うからずと言うけれど、経営陣の思考を踏まえて、自分の戦略を練らればならない。
賃上げという条件も分からないまま、相手の土俵で戦っても、疲弊するだけである。
お釈迦様の掌の上で、もがいているようなものだ。つまり猿である。ちなみに、私もこんなブログを書いて、もがいている猿である。

繰り返しになるが、この賃上げの話題を見て、どう反応するか。
私は、具体的な賃上げの条件が決まらなければ、頑張らないというが正解だと思っている。
日本は、胸三寸という人生ギャンブルの国である。

(憶測で書いているので鵜吞みにしないでください。間違っていたときはゴメンナサイ)

|ω·`)

 

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