「ジャパン・リバイバル」。体育会系のクリエイティブ性。
前回のブログで「日本人が海外に出稼ぎに行く未来が来るーージム・ロジャーズ「日本人の給与が上がらない真相」」の記事について思うところを書いた。そのときにネットの書き込みで、NHKスペシャル「ジャパン・リバイバル "安い30年"脱却への道」のことを見つけた。
なんとも面白そうなタイトルで、見損ねたのを悔やんでいたら、4月6日に再放送するを知った。よし、見よう。
結論から言えば、見終わった後はなんともモヤモヤする感じだった。
モヤモヤする原因は、たぶんダメだろうという印象を受けたこと。
そもそもとして、他力本願にしか見えなかった。やるなら自分自身が変わればいいだけだろう。
また、クリエイティブ性が欠けているように思えた。
そんなことを思っていたら、以下の記事を見かけた。
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「まだ間に合う。ラストチャンス」経団連が若手クリエイター支援などエンタメコンテンツ産業について提言
https://news.yahoo.co.jp/articles/823ecc1c2a463c3ec3f603f79bba03e2b482e0e9
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「経団連は、日本が強みとするアニメやゲームなどのエンタメコンテンツについて世界市場でシェアが奪われつつあるとの危機感から、クリエイターなどを国家として支援する重要性などについて提言を行いました。
経団連 南場智子副会長「今ならまだ間に合う。ラストチャンス。本来、我々が持つ強みを世界市場に向けて産業として発揮していく、国をあげて取り組むべき」」
なるほどなぁ、南場さんか。(まぁ、元ディー・エヌ・エー社長ということくらいしか知らないんだけどね)
資本主義であるため、まずは投資家がどうなのか。
そして、国のかじ取りをする政治家はどうなのか。
さらに、経済の主軸を担う経団連はどうなのか。
クリエイティブ性を発揮するのは、なにもクリエイターだけではない。
この3者もクリエイティブ性を発揮するべきだと思う。
そうでなければ、クールジャパンというお寒い結果になりかねない。
よく言われるのは、会社の社長は体育会系が多いということ。
そうであるならば、体育会系にクリエイティブ性を発揮してもらわなければならない。
発揮できないのなら、投資家・政治家・経団連の中にどれだけクリエイターが在籍しているかが重要になってくる(と思う)。
日本は理系を推しているが、これと同じように本当に理系に活躍してほしいなら、この3者に理系のサイエンスを発揮しれもらわなければならない。
結局、かじ取りする人がある程度は精通していなければ、そこに意味を込めることができなからだ(と思う)。
意味が込められなければ、上辺だけになってしまう。
繰り返しになるが、ジャパン・リバイバルは、3者のクリエイティブ性にかかっている(と思う)。
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さて、統一地方選挙があるらしい。
選挙の度に「政治がよく分からない」と言っている人がいる。
しかし、9割の人は政治が分からないと思った方がいい。
ほとんどの人が政治が分からないのだから、不満があれば「政治にNO」、満足しているなら「政治にYES」、でいい。
<政治にNO>
野党を選ぶ(次点の政党を選ぶ)
<政治にYES>
与党を選ぶ
白紙投票
投票に行かない
そもそも野党が分からないと言われそうだが、自民の次点である維新か立憲でいい。何も考えずに次点でいいのである。
野党に期待できないと言われそうだが、そもそも自分自身が不安定な生活なのに、なぜ政治家に安定を提供するのか。
政治家に不安定を提供しよう。そうすれば庶民のことを考えるようになるかもしれない。
野党には政権担当能力がないと言われそうだが、政治が分かる人は政権担当能力について議論すればいい。
しかし、政治が分からないのなら、政権担当能力なんて考えるだけ時間の無駄である。
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庶民が、経済の恩恵を受けたいのなら、消費の活性化だと思う。
消費の活性化のためには「累進課税の強化」、「応能負担の強化」、「貯め込んだら増税」が必要だと思っている。
優先すべきはフローである。
例えば、黒田バズーカをやっても一部の人にしか恩恵はなかった。庶民が潤ったという話しは聞かない。
バラマキや規制緩和しても、小泉政権や安倍政権で起きた実感なき好景気しか生まれない。
繰り返し書くが、必要なことは「累進課税の強化」、「応能負担の強化」、「貯め込んだら増税」の3点である。
さて、バラマキや規制緩和すると、なぜ実感なき好景気になるんだろうね。ウフフフフ。
(エルデンリングというゲームをやっているのだが、ボス2体を同時に相手するのはキツイ。逃げ回って、運良く倒せているという感じ。どうにも運任せになってしまう)
(憶測で書いているので鵜吞みにしないでください。間違っていたときはゴメンナサイ。謙虚に。謙虚に。)
|ω·`)
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