2024年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

ポチッと押してくれ


  • ブログランキング・にほんブログ村へ

ポチッと押してくれ



無料ブログはココログ

« 「岸田首相お得意の「骨抜き」と「先送り」で終わった「骨太の方針」の労働市場改革」。なるほど。 | トップページ | 「マイナはデジタル弱者をはじき出す制度」。ITの歴史そのもの。 »

2023年6月27日 (火)

「自民岩盤支持の右派層流出、維新「新自由主義」の無党派層吸引」。維新にどれだけ吸い寄せられてるのか。

---
裏方選挙調査屋が感じた風、自民岩盤支持の右派層流出、維新「新自由主義」の無党派層吸引
https://news.yahoo.co.jp/articles/72a1574d6e9d0b572e2c399b5f1b7527a97cd1b4
---

ちょっと、維新の記述が目についたので感想。

昨今の日本維新の会の躍進は、ある程度は仕方のないことだと予想していましたが、代表を辞した前大阪市長・松井一郎さんの統率と大阪府知事・吉村洋文さんの全国化した人気もあって、一気に野党第一党を目指すと言われても絵空事だとは言えない空気になってきました。何と言いますか、大変なことです。維新人気の秘密は、これらの自民党の岩盤支持層であったはずの右派票の流失に合わせて、新自由主義的な活力ある社会への渇望が、一定の有権者にウケている面は否めません。
新自由主義と言われるとすぐには飲み込めない人も多いかもしれませんが、これを一口に言えば「働かざる者、食うべからず」という日本固有の政治思想であり、いわば社会保障の削減や国費無駄遣いの解消、国会議員・地方議員を減らすなど、小さい政府に向かう考え方と言えます。

維新がどうのこうのと言うよりも、「新自由主義と言われるとすぐには飲み込めない人も多いかもしれませんが、これを一口に言えば「働かざる者、食うべからず」」というフレーズがなぁ。

ブラック企業が台頭していたとき、長時間労働で消耗品として潰れた就職氷河期世代は多いと思う。
そのせいか、「働かざる者、食うべからず」というフレーズを聞くと、カチンとくる。
コロナ禍で露呈したFAXのやり取りは、非効率な作業だった。これは上層部が効率化など考えていないという表れ。
なんで、この国は非効率や長時間労働があふれているのか、一体、誰が働いていないのか。

それと、社会保障の削減は、ほとんどの庶民にはマイナスだと思う。
たとえ若い世代だとしても、自分自身が病院に行ったときの医療サービスや、両親の介護が始まったときの介護サービスに、関わってくる。
これが困らない人は、自費で支払える人だけである。自費で支払えるのなら、社会保障を批判すればいい。
さて、自費で支払えるのは、どんな人たちなのか。自費はあっても慈悲はない。

では、社会保障や政治に無駄がないのかと言えば、当然あるだろう。
それはコロナ禍で露呈したFAXという話しで分かるだろう。つまり、新自由主義とかいう以前の問題なのである。つまり、これをもって新自由主義が正しいという根拠にはならない。

維新は社会保障政策としてベーシックインカム(BI)の部分的導入も主張しており、これはひとえに財政的に困難に直面している社会保障費の劇的削減を目指すもので、裏を返すと、この社会保障費に依存している高齢者の年金・医療に関する給付や、失業者、外国人などへの過剰な福祉を段階的に減らして、いま働いている人、これから子どもを産もうとしている人への分配を増やし、より競争的な社会にしていこうという考え方になります。

ベーシックインカムについては、社会保障を削減して、その財源でベーシックインカムを実現する意見と、社会保障はそのままでベーシックインカムを実現する意見がある。
社会保障を削減することは、上記でも述べたが、ほとんどの庶民にはマイナスだと思う。
これに関しては「自費で支払えるなら、どうぞご自由に」としか言えない。

--

さて、衆議院選挙は2021年10月だったので、解散が無ければ2025年10月の任期満了が選挙となる。
参議院選挙は3年毎に半数が改選されるので、前回は2022年7月だったから、次は2025年7月となる。

選挙の度に「政治がよく分からない」と言っている人がいる。
しかし、9割の人は政治が分からないと思った方がいい。
ほとんどの人が政治が分からないのだから、不満があれば「政治にNO」、満足しているなら「政治にYES」、でいい。

<政治にNO>
 野党を選ぶ(次点の政党を選ぶ)

<政治にYES>
 与党を選ぶ
 白紙投票
 投票に行かない

そもそも野党が分からないと言われそうだが、自民の次点である維新か立憲でいい。何も考えずに次点でいいのである。
野党は期待できないと言われそうだが、そもそも自分自身が不安定な生活なのに、なぜ政治家に安定を提供するのか。
政治家に不安定を提供しよう。そうすれば庶民のことを考えるようになるかもしれない。

野党には政権担当能力がないと言われそうだが、政治が分かる人は政権担当能力について議論すればいい。
しかし、政治が分からないのなら、政権担当能力なんて考えるだけ時間の無駄である。

--

庶民が、経済の恩恵を受けたいのなら、消費の活性化だと思う。
消費の活性化のためには「累進課税の強化」、「応能負担の強化」、「貯め込んだら増税」が必要だと思っている。
優先すべきはフローである。

例えば、黒田バズーカをやっても一部の人にしか恩恵はなかった。庶民が潤ったという話しは聞かない。
バラマキや規制緩和しても、小泉政権や安倍政権で起きた実感なき好景気しか生まれない。

繰り返し書くが、必要なことは「累進課税の強化」、「応能負担の強化」、「貯め込んだら増税」の3点である。

さて、バラマキや規制緩和すると、なぜ実感なき好景気になるんだろうね。ウフフフフ。

(憶測で書いているので鵜呑みにしないでください。間違っていたときはゴメンナサイ。謙虚に。謙虚に。)

|ω・`)

 

ブログランキング・にほんブログ村へポチッと押してくれ
ポチッと押してくれ

« 「岸田首相お得意の「骨抜き」と「先送り」で終わった「骨太の方針」の労働市場改革」。なるほど。 | トップページ | 「マイナはデジタル弱者をはじき出す制度」。ITの歴史そのもの。 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 「岸田首相お得意の「骨抜き」と「先送り」で終わった「骨太の方針」の労働市場改革」。なるほど。 | トップページ | 「マイナはデジタル弱者をはじき出す制度」。ITの歴史そのもの。 »