「連合・芳野友子会長“共産党嫌い”の原点」。やっぱり、保守と保守の二大政党制なのか。
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岸田内閣崩壊の好機に野党共闘を拒否する連合・芳野友子会長“共産党嫌い”の原点
https://news.yahoo.co.jp/articles/915e8fc552ac5eb6718e1df4c0fca5e827c5c61c
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目についたので、すこし感想。
昨日のブログに関連するような話し。
「2022年4月に自民党の『人生100年時代戦略本部』で講演したことで、連合内では『軽率過ぎる』『自民党に都合良く使われている』という意見も出ましたが、芳野会長は意に介することはありませんでした。2023年3月に政府、労組、経済界の代表による『政労使会議』を行った際も『トップが話し合うことは重要だ』と話していますが、政権にすり寄っていく労働右派と観られても仕方がありません」
以前から感じていたのだが、リベラルのようなことをやっていても、根っこにあるのは保守なのかな、と。。。
芳野友子会長のことは、よく分からないので横に置いておく。
女性の活躍を掲げていても、どうにも体制維持が透けて見える。体制維持するなら保守だろう。
労働貴族と揶揄されることだってあるのだから、体制維持したいと思われても仕方がないだろう。
連合の組合員は、全労働者からすれば2割にも満たない。とても全体の代弁者とは思えない。
自覚は無いのかもしれないが、リベラルっぽいけど、実は保守。
経団連も、自分たちは消極的ではなく、常に攻めていると思っているかもしれないが、体制維持が透けて見えるので、実は消極的。
積極的なのはネオリベなのだが、ネオリベが台頭すると規制緩和などで、自分達の利益を最大限にするため、庶民が割を食う。
庶民からすれば、経団連も連合も、メリットは無いのである。
庶民からすれば、自民も民主(立憲民主、国民民主)も、メリットは無いのである。
もちろん、現状維持することに賛成ならば、それもいいだろう。
根っこに、既得権益という体制維持があるならば、それは保守である。
つまり、保守と保守の内ゲバを、50年以上も、庶民は蚊帳の外で見せられているということ。
なるほど、日本が変わらない理由がよく分かる。庶民が割を食っているのが、よく分かる。
世の中、茶番ばかりだな。壮大な茶番。
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さて、衆議院選挙は2021年10月だったので、解散が無ければ2025年10月の任期満了が選挙となる。
参議院選挙は3年毎に半数が改選されるので、前回は2022年7月だったから、次は2025年7月となる。
選挙の度に「政治がよく分からない」と言っている人がいる。
しかし、9割の人は政治が分からないと思った方がいい。
ほとんどの人が政治が分からないのだから、不満があれば「政治にNO」、満足しているなら「政治にYES」、でいい。
<政治にNO>
野党を選ぶ(次点の政党を選ぶ)
<政治にYES>
与党を選ぶ
白紙投票
投票に行かない
そもそも野党が分からないと言われそうだが、自民の次点である維新か立憲でいい。何も考えずに次点でいいのである。
野党は期待できないと言われそうだが、そもそも自分自身が不安定な生活なのに、なぜ政治家に安定を提供するのか。
政治家に不安定を提供しよう。そうすれば庶民のことを考えるようになるかもしれない。
野党には政権担当能力がないと言われそうだが、政治が分かる人は政権担当能力について議論すればいい。
しかし、政治が分からないのなら、政権担当能力なんて考えるだけ時間の無駄である。
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庶民が、経済の恩恵を受けたいのなら、消費の活性化だと思う。
消費の活性化のためには「累進課税の強化」、「応能負担の強化」、「貯め込んだら増税」が必要だと思っている。
優先すべきはフローである。
例えば、黒田バズーカをやっても一部の人にしか恩恵はなかった。庶民が潤ったという話しは聞かない。
バラマキや規制緩和しても、小泉政権や安倍政権で起きた実感なき好景気しか生まれない。
繰り返し書くが、必要なことは「累進課税の強化」、「応能負担の強化」、「貯め込んだら増税」の3点である。
さて、バラマキや規制緩和すると、なぜ実感なき好景気になるんだろうね。ウフフフフ。
(憶測で書いているので鵜呑みにしないでください。間違っていたときはゴメンナサイ。謙虚に。謙虚に。)
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