「70歳以上も働き続ける日本社会が確実にやってきている」。逆に考えると。
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70歳以上も働き続ける日本社会が確実にやってきている
https://news.yahoo.co.jp/articles/475b43460115bff579069240b881426bae56ca8c
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年金だけで老後は生活できない…超高齢ニッポンを直撃する「厳しすぎる現実」
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb68df4950dfa5590fe5b537b75c7fe610bffd62
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「日本企業において、会社員は65~70歳まで働く人が増える未来は確実にやってくる。」
「定年後の収入の柱の一つにもなる、年金の支給開始年齢が引き上げられていることも大きい。」
「年金だけでゆったりと幸せに過ごす生活――というものが難しい国になってしまいました。
70歳男性の就業率は45.7%、いまの若者が定年後を迎える頃には、男性も女性も長く働くことが当たり前になっていることでしょう。」
目についたので感想。
70歳まで働くということは「老後の楽しみは無い」と言っているようなもの。
逆に考えると「今を楽しめ」という話しになる。
70歳未満で亡くなる人だっているだろうし、70歳あたりから介護が必要な人もでてくる。
つまり70歳まで仕事を頑張ると、仕事だけの人生になって、何もできないまま亡くなる可能性があるということ。
それを幸せだと感じる人もいるだろうが、それは少数だと思う。ほとんどの人には当てはまらないと思う。
ホントに「今を楽しめ」としか言えない。
今を楽しむためには、どうするか。
経済を回す必要がある。経済を回すためには、消費の活性化が必要だと思う。そして、消費の活性化のためには「貯め込んだら増税」が必要だと思う。
つまり、今を楽しむためには、「貯め込んだら増税」を実現しなければならない。
そもそもとして、貯め込む人ばかりで、消費する人がいなければ、経済が回らない。
なぜ、貯め込む人ばかりなのか。貯め込んでいる人には、都合の悪い話しなのか。
そもそも、優秀な人材は、お金を貯め込むのではなく、稼ぐ力を維持すべきなのだ。
金融投資ばかりで、稼ぐ力を疎かにしているから、社会が停滞する。稼ぐ力を伸ばすためにも、「貯め込んだら増税」が必要である。
まぁ、何にしても、政策がこんなことになっているのだから、仕事はほどほどにして、今を楽しむしかない。70歳になってからでは、何もできない。
もしかしたら、「仕事を頑張った人は、老後が楽になる」と指摘されそうだが、だからこそ「貯め込んだら増税」が必要なのである。
つまり、全体として偏らないようにする。富の偏在が、貯め込みを加速させる。
さて、仕事だけの人生は、楽しいか?
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さて、衆議院選挙は2021年10月だったので、解散が無ければ2025年10月の任期満了が選挙となる。
参議院選挙は3年毎に半数が改選されるので、前回は2022年7月だったから、次は2025年7月となる。
選挙の度に「政治がよく分からない」と言っている人がいる。
しかし、9割の人は政治が分からないと思った方がいい。
ほとんどの人が政治が分からないのだから、不満があれば「政治にNO」、満足しているなら「政治にYES」、でいい。
<政治にNO>
野党を選ぶ(次点の政党を選ぶ)
<政治にYES>
与党を選ぶ
白紙投票
投票に行かない
そもそも野党が分からないと言われそうだが、自民の次点である維新か立憲でいい。何も考えずに次点でいいのである。
野党は期待できないと言われそうだが、そもそも自分自身が不安定な生活なのに、なぜ政治家に安定を提供するのか。
政治家に不安定を提供しよう。そうすれば庶民のことを考えるようになるかもしれない。
野党には政権担当能力がないと言われそうだが、政治が分かる人は政権担当能力について議論すればいい。
しかし、政治が分からないのなら、政権担当能力なんて考えるだけ時間の無駄である。
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庶民が、経済の恩恵を受けたいのなら、消費の活性化だと思う。
消費の活性化のためには「累進課税の強化」、「応能負担の強化」、「貯め込んだら増税」が必要だと思っている。
優先すべきはフローである。
例えば、黒田バズーカをやっても一部の人にしか恩恵はなかった。庶民が潤ったという話しは聞かない。
バラマキや規制緩和しても、小泉政権や安倍政権で起きた実感なき好景気しか生まれない。
繰り返し書くが、必要なことは「累進課税の強化」、「応能負担の強化」、「貯め込んだら増税」の3点である。
さて、バラマキや規制緩和すると、なぜ実感なき好景気になるんだろうね。ウフフフフ。
(憶測で書いているので鵜呑みにしないでください。間違っていたときはゴメンナサイ。謙虚に。謙虚に。)
|ω・`)
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