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2024年6月10日 (月)

「ジョブ型人事の導入に向け、事例を集めた指針作り」。ジョブ型 ≠ ジョブ型人事。

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アニメなどコンテンツ産業の司令塔を強化…「新しい資本主義」計画改訂案の骨子判明
https://news.yahoo.co.jp/articles/d20f6aeb5acca9f809d09e62534c87de63de413d
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政府が月内にまとめる「新しい資本主義」実行計画改訂版案の骨子が判明した。

個々の企業の実態に応じた「ジョブ型」人事の導入を盛り込んだ。

年功序列ではなく、職務に応じて待遇するジョブ型人事の導入に向け、事例を集めた指針作りも行う。リスキリング(学び直し)による能力向上支援にも力を入れる。

ジョブ型人事とジョブ型は、似て非なるものだろう。
ジョブ型人事を見たら、それはメンバーシップ型だと思ったほうがよい。

メンバーシップ型は、就社と言われる。つまり雇用が会社に依存している。
ジョブ型は、就職と言われる。つまり雇用が職業に縛られる。

自分の人生が会社に左右されるのなら、それはメンバーシップ型である。

つまり何が言いたいかといえば、積極的平和主義と積極的平和が違うのと同じだということ。
積極的平和主義とは、安倍政権が唱えた政策である。
積極的平和とは、もともとあった言葉なのだが、貧困などを無くすことにより平和を叶えるという話しである。
本来の意味をぶち壊すような悪例である。

まぁ、ジョブ型の転職市場を、早急に立ち上げるというのならば、分かるのだが、残念ならが転職市場の話しは見たことがない。

では、労働者にとってジョブ型人事は、メリットがあるのだろうか。それともデメリットとなるのだろうか。
メリットとしては、やるべき仕事が明確になることや、評価事項が明確になることだろう。
逆にデメリットとしては、給与が上がらないことがある。ポストが空かなければ、昇進しないからだ。
だから、社外への転職となるのだが、それが未整備である。つまり、給与が上がらず、飼い殺しになる可能性がある。
且つ、社内で閉じているため、そもそもとして評価事項が適正なのか判断もできない状況となる。
逃げ場が無いのだから、メンバーシップ型なのである。

では、これのメリットは何なのか。
人件費を抑制できることだろう。
では、企業にとって得な話しなのだろうか。
労務費を抑えることによって、企業が儲かれば、株価が上がる。つまり、昨日のブログと同じ話しである。すべての道は、株価につながる。
もっとも、長期的に見れば、人件費を抑えることで、消費が停滞し、人口減少に拍車がかかることになるかもしれない。そんな国がどこかにあったような。。。(すっとぼけ)

これを突き詰めていくと、資本主義とは何ぞや、民主主義とは何ぞや、となるのだが。。。

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さて、衆議院選挙は2021年10月だったので、解散が無ければ2025年10月の任期満了が選挙となる。
参議院選挙は3年毎に半数が改選される。前回は2022年7月だったから、次は2025年7月となる。

自民党総裁の任期は3年である。2021年9月に就任したため、辞任しなければ2024年9月が総裁選となる。
この総裁選で世論を盛り上げて、その勢いで衆議院選挙に勝つことが、与党にとってはベストとなる。

選挙の度に「政治がよく分からない」と言っている人がいる。
しかし、9割の人は政治が分からないと思った方がいい。
ほとんどの人が政治が分からないのだから、不満があれば「政治にNO」、満足しているなら「政治にYES」、でいい。

<政治にNO>
 野党を選ぶ(次点の政党を選ぶ)

<政治にYES>
 与党を選ぶ
 白紙投票
 投票に行かない

そもそも野党が分からないと言われそうだが、自民の次点である維新か立憲でいい。何も考えずに次点でいいのである。
野党は期待できないと言われそうだが、そもそも自分自身が不安定な生活なのに、なぜ政治家に安定を提供するのか。
政治家に不安定を提供しよう。そうすれば庶民のことを考えるようになるかもしれない。

野党には政権担当能力がないと言われそうだが、政治が分かる人は政権担当能力について議論すればいい。
しかし、政治が分からないのなら、政権担当能力なんて考えるだけ時間の無駄である。

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庶民が、経済の恩恵を受けたいのなら、消費の活性化だと思う。
消費の活性化のためには「累進課税の強化」、「応能負担の強化」、「貯め込んだら増税」が必要だと思っている。
優先すべきはフローである。

例えば、黒田バズーカをやっても一部の人にしか恩恵はなかった。庶民が潤ったという話しは聞かない。
バラマキや規制緩和しても、小泉政権や安倍政権で起きた実感なき好景気しか生まれない。

繰り返し書くが、必要なことは「累進課税の強化」、「応能負担の強化」、「貯め込んだら増税」の3点である。

さて、バラマキや規制緩和すると、なぜ実感なき好景気になるんだろうね。ウフフフフ。

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拝金主義というものがある。金銭こそが最上のものと考え、何よりも大事に扱うといった考え方や性格のことらしい。
同じような言葉で経済人(ホモ・エコノミクス)というものがある。経済的合理性に徹し、自己の効用・利得の極大化を目指し、他者の効用・利得を考慮に入れることがないということらしい。
そして、「功ある者には禄を与えよ、徳ある者には地位を与えよ」という言葉がある。

つまり、プレイヤーとして優秀だとしても、徳が無ければ管理する側に立たせてはいけないということ。

(憶測で書いているので鵜呑みにしないでください。間違っていたときはゴメンナサイ。謙虚に。謙虚に。)

|ω・`)

 

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