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2024年6月25日 (火)

「骨太の方針 賃上げ定着へ改革徹底を」。古き良き時代への哀愁。

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骨太の方針 賃上げ定着へ改革徹底を
https://www.sankei.com/article/20240624-PYH4HW5E65KVDJRMGPU43SYVSY/
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政府が、21日に閣議決定した令和6年の経済財政運営指針「骨太の方針」で、デフレから完全に脱却し、成長型の新たな経済ステージへの移行を目指していく道筋を示した。
あらゆる政策を総動員して賃上げの定着を図り、所得や生産性の向上につなげる。官民を挙げて投資を強化し、持続的な経済成長を実現する。これらが骨太で描く経済のシナリオである。
方向性は妥当だが、問われるべきはその実効性だろう。

古き良き時代への、哀愁に感じる。
新しい資本主義とか言っていたが、どうみても原点回帰。資本主義がブイブイ言っていた時代への哀愁。
だから、どうやっても現状とは乖離する。

まず、金融投資の偏重をどうにかするべき。具体的には締め付けるべき。
逆に、事業投資は重視するべき。
金融投資の一本足打法は、百害あって一利なし。
経済をよく見ると、根底にあるのは金融投資である。。。というか、そもそも資本主義がそういうものである。

政府が特に重視したのが賃上げの定着だ。中小企業にも行き渡るようリスキリング(学び直し)による全世代の能力向上支援や、下請法を強化して人件費を取引価格に転嫁しやすくすることなどを明記した。物価高に賃上げが追い付かなければ豊かさを実感できない。企業の稼ぐ力を高めることも含めて取り組みを強めなくてはならない。

物価高だから、賃上げを応援すると言っているが、どうにもマッチポンプに見えてしまう。
頑張ったところで、資本主義の手のひらの上で転がされているようなもの。

例えば、仕事を自動化して、省人化に努めれば、働き手が仕事が無くて困ってしまう。こんな話しを、よく聞く。
しかし、農業が自動化して、労働者が不要になれば、本来ならば食材が容易に入手することができるはず。
つまり、必要な労働量が減っていくのだが、これで困るのは資本主義に乗っかっている人達になる。
資本主義としては、労働者に働いてもらわなければ困る。なぜならば、その上澄みを掬い取っているからだ。まあ、そんな話しだろう。

仕事を自動化して、省人化に努めれば、本当に困るのは資本主義に乗っかている人達である。そのことを誰も言わないのが不思議でしょうがない。

まぁ、素人の妄想であるので鵜呑みにしないように。

とにかく現状維持することが、最優先事項のような人達がいる。
そのことで、誰が割を食っているのだろうか。

高度に発達した科学は魔法と変わらないと言われたりする。
それと同じで、高度に発達した資本主義は、社会主義と変わらないのではないか。そんなことを思ってしまう。

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さて、衆議院選挙は2021年10月だったので、解散が無ければ2025年10月の任期満了が選挙となる。
参議院選挙は3年毎に半数が改選される。前回は2022年7月だったから、次は2025年7月となる。

自民党総裁の任期は3年である。2021年9月に就任したため、辞任しなければ2024年9月が総裁選となる。
この総裁選で世論を盛り上げて、その勢いで衆議院選挙に勝つことが、与党にとってはベストとなる。

選挙の度に「政治がよく分からない」と言っている人がいる。
しかし、9割の人は政治が分からないと思った方がいい。
ほとんどの人が政治が分からないのだから、不満があれば「政治にNO」、満足しているなら「政治にYES」、でいい。

<政治にNO>
 野党を選ぶ(次点の政党を選ぶ)

<政治にYES>
 与党を選ぶ
 白紙投票
 投票に行かない

そもそも野党が分からないと言われそうだが、自民の次点である維新か立憲でいい。何も考えずに次点でいいのである。
野党は期待できないと言われそうだが、そもそも自分自身が不安定な生活なのに、なぜ政治家に安定を提供するのか。
政治家に不安定を提供しよう。そうすれば庶民のことを考えるようになるかもしれない。

野党には政権担当能力がないと言われそうだが、政治が分かる人は政権担当能力について議論すればいい。
しかし、政治が分からないのなら、政権担当能力なんて考えるだけ時間の無駄である。

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庶民が、経済の恩恵を受けたいのなら、消費の活性化だと思う。
消費の活性化のためには「累進課税の強化」、「応能負担の強化」、「貯め込んだら増税」が必要だと思っている。
優先すべきはフローである。

例えば、黒田バズーカをやっても一部の人にしか恩恵はなかった。庶民が潤ったという話しは聞かない。
バラマキや規制緩和しても、小泉政権や安倍政権で起きた実感なき好景気しか生まれない。

繰り返し書くが、必要なことは「累進課税の強化」、「応能負担の強化」、「貯め込んだら増税」の3点である。

さて、バラマキや規制緩和すると、なぜ実感なき好景気になるんだろうね。ウフフフフ。

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拝金主義というものがある。金銭こそが最上のものと考え、何よりも大事に扱うといった考え方や性格のことらしい。
同じような言葉で経済人(ホモ・エコノミクス)というものがある。経済的合理性に徹し、自己の効用・利得の極大化を目指し、他者の効用・利得を考慮に入れることがないということらしい。
そして、「功ある者には禄を与えよ、徳ある者には地位を与えよ」という言葉がある。

つまり、プレイヤーとして優秀だとしても、徳が無ければ管理する側に立たせてはいけないということ。

(憶測で書いているので鵜呑みにしないでください。間違っていたときはゴメンナサイ。謙虚に。謙虚に。)

|ω・`)

 

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