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2024年7月 5日 (金)

「新紙幣の肖像 「近代日本資本主義の父」渋沢栄一」。世はまさに、大航海時代。その2。

前回のブログの続き。

経済とは何か。
経世済民を略して経済である。そして、経世済民は、世の中を治め、民衆を苦しみから救済することである。

経済とは、生産活動だと思っている。
昔は、肥沃な土地を得ることが、繁栄につながった。だから、肥沃な土地を略奪する。つまり、戦争である。
略奪するのではなく、生産活動によって豊かになる。豊かになるために、物の量を増やすことが経済活動だと思っている。

これを踏まえると、搾取とは略奪行為である。つまり、戦争行為と同じである。戦争しているのだから、国は疲弊していく。それが日本の現状である。
搾取ではなく、生産量を増やすことにより、全員が豊かになることが、経済だと思っている。全員を豊かにすることを目的としていないから、日本は衰退している。
経済の専門家が、搾取を前提とした経済政策を言っているときがあるが、それは略奪行為であって、戦争学である。経済の話しではない。
もしかしたら「俺は戦争しているんだよ」と言われるかもしれないが、それだと漫画のような話しになってしまう。

民主主義と非民主主義に、陣営が分かれているよう話しがある。
しかし、実際には資本主義と非資本主義の話しである。
資本主義は、格差を拡大させる。つまり、平等ではない。つまり、似非民主主義ということになる。
また、資本の奴隷という言葉どおり、権威主義な一面がある。似非民主主義ではなく、似非権威主義とも言える。
何が言いたいかというと、民主主義と非民主主義という言葉を鵜呑みにするのではなく、似非権威主義と権威主義と捉えたほうが分かりやすいということ。
ここで重要なのは、純粋な権威主義と、似非権威主義では、明らかに純粋な権威主義のほうが強いだろうということ。
いやいや、似非権威主義ではなく、民主主義の話しだろと言われるかもしれないが、民主主義とは平等でなければ民主主義ではない。搾取が横行していれば、民主主義ではない。
民主主義ではないのだから、民主主義の強みを発揮できない。それが今の民主主義の現状だろう。

こんな話しをしていると、ポピュリズム(大衆迎合)と批判されそうである。
保守=右側=貴族側となる。もともと右側は体制側なのである。逆に、リベラル=左側=民衆側となる。つまり、大衆側である。
体制側と言われると、官僚体制をイメージするかもしれないが、資本主義なのだから資本主義体制と認識したほうがいい。
つまり、体制側を突き詰めていくと、格差の拡大につながるということ。
大衆迎合と批判があるかもしれないが、逆言えば体制迎合が隠れているということになる。

前回のブログでも書いたが、資本の奴隷になるか、独裁の奴隷になるか、それが嫌だったら、奴隷解放運動を目指すことになる。
民主主義における選挙は、平和的な奴隷解放運動である。
庶民は、常に資本の奴隷と独裁の奴隷という危険に晒されていると思ったほうがいい。だから、日頃から奴隷解放運動を意識したほうがいい。
もっとも、低賃金で24時間働けますっていう奇特な人は、別だが。

ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん。
求めよ、さらば与えられん。探せよ、さらば見つからん。叩けよ、さらば開かれん。

--

さて、衆議院選挙は2021年10月だったので、解散が無ければ2025年10月の任期満了が選挙となる。
参議院選挙は3年毎に半数が改選される。前回は2022年7月だったから、次は2025年7月となる。

自民党総裁の任期は3年である。2021年9月に就任したため、辞任しなければ2024年9月が総裁選となる。
この総裁選で世論を盛り上げて、その勢いで衆議院選挙に勝つことが、与党にとってはベストとなる。

選挙の度に「政治がよく分からない」と言っている人がいる。
しかし、9割の人は政治が分からないと思った方がいい。
ほとんどの人が政治が分からないのだから、不満があれば「政治にNO」、満足しているなら「政治にYES」、でいい。

<政治にNO>
 野党を選ぶ(次点の政党を選ぶ)

<政治にYES>
 与党を選ぶ
 白紙投票
 投票に行かない

そもそも野党が分からないと言われそうだが、自民の次点である維新か立憲でいい。何も考えずに次点でいいのである。
野党は期待できないと言われそうだが、そもそも自分自身が不安定な生活なのに、なぜ政治家に安定を提供するのか。
政治家に不安定を提供しよう。そうすれば庶民のことを考えるようになるかもしれない。

野党には政権担当能力がないと言われそうだが、政治が分かる人は政権担当能力について議論すればいい。
しかし、政治が分からないのなら、政権担当能力なんて考えるだけ時間の無駄である。

--

庶民が、経済の恩恵を受けたいのなら、消費の活性化だと思う。
消費の活性化のためには「累進課税の強化」、「応能負担の強化」、「貯め込んだら増税」が必要だと思っている。
優先すべきはフローである。

例えば、黒田バズーカをやっても一部の人にしか恩恵はなかった。庶民が潤ったという話しは聞かない。
バラマキや規制緩和しても、小泉政権や安倍政権で起きた実感なき好景気しか生まれない。

繰り返し書くが、必要なことは「累進課税の強化」、「応能負担の強化」、「貯め込んだら増税」の3点である。

さて、バラマキや規制緩和すると、なぜ実感なき好景気になるんだろうね。ウフフフフ。

--

拝金主義というものがある。金銭こそが最上のものと考え、何よりも大事に扱うといった考え方や性格のことらしい。
同じような言葉で経済人(ホモ・エコノミクス)というものがある。経済的合理性に徹し、自己の効用・利得の極大化を目指し、他者の効用・利得を考慮に入れることがないということらしい。
そして、「功ある者には禄を与えよ、徳ある者には地位を与えよ」という言葉がある。

つまり、プレイヤーとして優秀だとしても、徳が無ければ管理する側に立たせてはいけないということ。

(憶測で書いているので鵜呑みにしないでください。間違っていたときはゴメンナサイ。謙虚に。謙虚に。)

|ω・`)

 

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