「「SNS×政治」で仲良かった人と疎遠になる」。これが村社会か。
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「SNS×政治」で仲良かった人と疎遠になる…宇野常寛さんに相談したら「50年以上前に結論は出ている」と言われました
https://news.yahoo.co.jp/articles/26020184902a30357dee941e4d47a851296692e8
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読んでみて、何となく面白かった。
「「特定の共同体のなかで、人を敵か味方かでジャッジして、味方とつながって安心する」っていうことを、人生の最上位に置いているか、置いていないかだと思うわけ」
「まわりが「天皇陛下万歳」って言ってるからそう言ってるだけだし、今度はまわりが「戦後民主主義万歳」「新憲法万歳」と言い出したからそう言っている。
結局、長いものに巻かれる「自立していない人間」だからこうなっちゃうんだ」
「そもそも今言ってる友だちというのは、飲み会に行って好きなコンテンツの話をするとか、フェスの感想を言い合うとか、業界の愚痴を言い合う相手みたいなことを言ってると思うんだけど、そういったやつらは人生に必要ないと思う。
だって、人生でそういった飲み会トークがプラスになったことって本当にある? 失ったもののほうが絶対多いと思うよ」
「共同性を確認するための飲み会で、本音を確認し合って「俺たちは仲間」みたいなのって「質的」なものじゃなくて「量的」なものなんだよね。誰でもいいんだと思う」
「「私はあなたにお腹を見せることができます」という確認の儀式であってね。
別に飲み会じゃなくてもできるし、そういったものに依存してると、もっと大事なものを失うと思うんだよね。
日本企業の弱さってそういうところだと思うよ。いつまでたっても人間関係至上主義で、インパール作戦みたいなことをやっている。」
「ずっと同じマーケットを縮小再生産していくんだったら変わらなくてもいい。
でも、僕ら…あえて僕らって言うけどさ、お客さんを適度に入れ替えながら、どんどん面白いこと、新しいことをやっていかないといけない仕事じゃない。
そのときに、やっぱり“自立していること”って大事だと思うんだよ。
みんな右と左の話だと思っているじゃない。僕からしてみると、「共同体派か自立派か」って話なんだよね」
「共同性を確認するための飲み会」って、村社会のような。
例えば、政治ニュースを見ていると、批判に対して反論する場面がある。
このときの反論が、説明になっていない場合がある。
何の説明にもなっていないのだが、村社会ならそれが通るのだろう。
もしかしたら、村社会に依存していると、論理的思考力が欠如するのかもしれない。
そう考えると、なぜイノベーションが生まれないのか、分かる気がする。
思考がタコツボ化しているのだろう。
そもそも批判する思考が退化していくのだから、どうしようもない。
イエスマンに囲まれている裸の王様なのだろう。
人事制度で、情意評価が幅を利かせるのも、人間関係至上主義にとって、都合がいいことになる。
密室政治とかも、人間関係至上主義で成り立っているように思える。
だから、政策がいつも置き去りにされるのだろう。
村社会にとって、政策論争は邪魔でしかないのだろう。
経済で、重厚長大が重視された時期があったと思う。重厚長大なら村社会の有利性もあったのかもしれないが、現状はその有利性も無いように思う。
さらに邪推すれば、労基法違反がザルなのも、人間関係至上主義の影響に思えて仕方がない。法律で縛るのではなく、人間関係で縛るならザルのほうが、やり易いだろう。
法治国家ではなく、人治国家なのだ。
法治国家と言いながら、実は根っこが違うのだから、法治国家には成りえない。日本は、このようなことが多い。
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さて、衆議院選挙は2021年10月だったので、解散が無ければ2025年10月の任期満了が選挙となる。
参議院選挙は3年毎に半数が改選される。前回は2022年7月だったから、次は2025年7月となる。
自民党総裁の任期は3年である。2021年9月に就任したため、辞任しなければ2024年9月が総裁選となる。
この総裁選で世論を盛り上げて、その勢いで衆議院選挙に勝つことが、与党にとってはベストとなる。
選挙の度に「政治がよく分からない」と言っている人がいる。
しかし、9割の人は政治が分からないと思った方がいい。
ほとんどの人が政治が分からないのだから、不満があれば「政治にNO」、満足しているなら「政治にYES」、でいい。
<政治にNO>
野党を選ぶ(次点の政党を選ぶ)
<政治にYES>
与党を選ぶ
白紙投票
投票に行かない
そもそも野党が分からないと言われそうだが、自民の次点である維新か立憲でいい。何も考えずに次点でいいのである。
野党は期待できないと言われそうだが、そもそも自分自身が不安定な生活なのに、なぜ政治家に安定を提供するのか。
政治家に不安定を提供しよう。そうすれば庶民のことを考えるようになるかもしれない。
野党には政権担当能力がないと言われそうだが、政治が分かる人は政権担当能力について議論すればいい。
しかし、政治が分からないのなら、政権担当能力なんて考えるだけ時間の無駄である。
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庶民が、経済の恩恵を受けたいのなら、消費の活性化だと思う。
消費の活性化のためには「累進課税の強化」、「応能負担の強化」、「貯め込んだら増税」が必要だと思っている。
優先すべきはフローである。
例えば、黒田バズーカをやっても一部の人にしか恩恵はなかった。庶民が潤ったという話しは聞かない。
バラマキや規制緩和しても、小泉政権や安倍政権で起きた実感なき好景気しか生まれない。
繰り返し書くが、必要なことは「累進課税の強化」、「応能負担の強化」、「貯め込んだら増税」の3点である。
さて、バラマキや規制緩和すると、なぜ実感なき好景気になるんだろうね。ウフフフフ。
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拝金主義というものがある。金銭こそが最上のものと考え、何よりも大事に扱うといった考え方や性格のことらしい。
同じような言葉で経済人(ホモ・エコノミクス)というものがある。経済的合理性に徹し、自己の効用・利得の極大化を目指し、他者の効用・利得を考慮に入れることがないということらしい。
そして、「功ある者には禄を与えよ、徳ある者には地位を与えよ」という言葉がある。
つまり、プレイヤーとして優秀だとしても、徳が無ければ管理する側に立たせてはいけないということ。
(憶測で書いているので鵜呑みにしないでください。間違っていたときはゴメンナサイ。謙虚に。謙虚に。)
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