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2024年10月30日 (水)

「「部分連合」を国民民主に打診へ」。衆院選は庶民の敗北である。

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石破首相、辞任せず国民民主に協力呼びかけ政権維持図る意向
https://news.yahoo.co.jp/articles/6030d284a4871436eb7e0521d59be54a25bf972d
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「部分連合」を国民民主に打診へ…石破首相が続投表明、首相指名選挙でも協力要請
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2a0ab33c45711c88c1acc87555b248c907f5ecd
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自民党は「政治とカネ」の問題を受けて大敗し、公明党を合わせた与党で総定数465の過半数(233議席)に届かなかった。立憲民主党は、公示前から議席を大幅に増やした。今後、政権の枠組みを巡って与野党の攻防が始まり、政局が流動化する可能性もある。日本維新の会や、公示前から議席を伸ばした国民民主党の動向も焦点となる。

石破首相(自民党総裁)は28日、自民、公明両党が衆院選に大敗して衆院で過半数に満たない少数与党となったため、野党の国民民主党の玉木代表に対し、政策ごとに連携する「部分連合」を呼びかける方針を固めた。国民民主との協力で経済対策の実現や法案成立を図り、態勢を立て直したい考えだ。

与党は過半数割れで、負けたとか言われているけど、なんだかなぁ~
国民民主と維新がキーマンになるのだが、これはネオリベの躍進ということだ。

維新は、規制緩和や改革を推し進めるだろうし、国民民主は、減税や財政出動を推し進めるだろう。
この4つは、ネオリベと相性がいい。
つまり、衆院選において、実質的な勝利者はネオリベなのである。庶民は負けたのである。
衆院選の任期は4年なので、この4年間は、庶民が負けたという事実を忘れてはいけない。
何故なら、気づいたときには、ブラック労働の如く摩耗させられているかもしれないし、実感なき好景気が到来しているかもしれないからだ。そして、実感なき好景気の後に待っているのは、国民負担の増加である。
試合に勝って勝負に負けたような感じである。自民党が負けたとマスメディアが言っているので、何となく庶民は浮かれるかもしれないが、浮かれる要素なんて、どこにも無いのである。

そして、株価が上がった。そりゃ上がるだろ(苦笑)。
気持ちが悪いほど、富裕層や投資家の手のひらの上で転がされている。それが日本である。

そういえば、今回の衆院選で白紙投票についての記事を見かけた。
私は、白紙投票に意味はないと思っている。「白紙投票」と「投票しない」は、同じだろう。白紙投票は、あくまで本人の自己満足でしかいない。
投票しないと有利になるのは、固定票を持っている政党である。つまり、関係組織が多い政党が有利となる。
白紙投票も同じで、白紙だとカウントされないのだから、固定票を持っている政党が有利となる。

まずは雰囲気に慣れるという意味合いで白紙投票するという行為もあるだろうが、時間の無駄に思える。それなら、家でくつろぐか、レジャーに行ったほうがいい。
やはり、自己満足の域をでない話しである。

そもそもの前提として、選挙のときに政治ニュースを見て、投票先を決めるというのが無理なのである。前提とする知識が乏しすぎるのである。
旅行に行ったときに、現地についてから、どこを回るか調べる人はいない。調べているだけで旅行が終わってしまうからだ。
普通に考えれば、旅行前に下調べをするだろう。つまり、これが勉強である。
調べて、情報をインプットして、情報を整理して、優先順位を付けて、行きたい場所と時間の兼ね合いで取捨選択する。
政治家を選ぶことも同じである。つまり、それなりの労力と時間が必要になる。
結局は、相応の勉強が必要になるのだが、それを一般人がするかといえば、ノーだろう。
だから、選挙のときは分かりやすいキャッチフレーズばかりになる。つまり、目先の話しばかりになる。
そう考えると、すべての国民が政治について、相応の勉強をしなければ、何も変わらないことになるのだが、まぁ、そんなことは無理だろう。
庶民は負け続けることになるので、凡人以下の人が自分の身を守るには、上手く立ち回って、逃げ回るしかない。
三十六計逃げるに如かず、逃げられなければ、ブラック労働の餌食になるか、重い国民負担の餌食になる。
摩耗させられるだけの人生の到来である。

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衆院選結果「よかった」58%…読売世論調査
https://news.yahoo.co.jp/articles/08d42a44be0e40c1f78428b6ad4c7c32415fc6e6
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自民、公明両党の与党が大幅に議席を減らして過半数を下回り、立憲民主党などの野党が躍進した結果について、「よかった」とした人は58%で、「よくなかった」の25%を上回った。

58%の人が良かった思っているらしいが、何が良かったのだろうか。私には分からない。

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さて、衆議院選挙は2024年10月だったので、解散が無ければ2028年10月の任期満了が選挙となる。
参議院選挙は3年毎に半数が改選される。前回は2022年7月だったから、次は2025年7月となる。

自民党総裁の任期は3年である。2024年9月に就任したため、辞任しなければ2027年9月が総裁選となる。
この総裁選で世論を盛り上げて、その勢いで衆議院選挙に勝つことが、与党にとってはベストとなる。

選挙の度に「政治がよく分からない」と言っている人がいる。
しかし、9割の人は政治が分からないと思った方がいい。
ほとんどの人が政治が分からないのだから、不満があれば「政治にNO」、満足しているなら「政治にYES」、でいい。

<政治にNO>
 野党を選ぶ(次点の政党を選ぶ)

<政治にYES>
 与党を選ぶ
 白紙投票
 投票に行かない

そもそも野党が分からないと言われそうだが、自民の次点である維新か立憲でいい。何も考えずに次点でいいのである。
野党は期待できないと言われそうだが、そもそも自分自身が不安定な生活なのに、なぜ政治家に安定を提供するのか。
政治家に不安定を提供しよう。そうすれば庶民のことを考えるようになるかもしれない。

野党には政権担当能力がないと言われそうだが、政治が分かる人は政権担当能力について議論すればいい。
しかし、政治が分からないのなら、政権担当能力なんて考えるだけ時間の無駄である。

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庶民が、経済の恩恵を受けたいのなら、消費の活性化だと思う。
消費の活性化のためには「累進課税の強化」、「応能負担の強化」、「貯め込んだら増税」が必要だと思っている。
優先すべきはフローである。

例えば、黒田バズーカをやっても一部の人にしか恩恵はなかった。庶民が潤ったという話しは聞かない。
バラマキや規制緩和しても、小泉政権や安倍政権で起きた実感なき好景気しか生まれない。

繰り返し書くが、必要なことは「累進課税の強化」、「応能負担の強化」、「貯め込んだら増税」の3点である。

さて、バラマキや規制緩和すると、なぜ実感なき好景気になるんだろうね。ウフフフフ。

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拝金主義というものがある。金銭こそが最上のものと考え、何よりも大事に扱うといった考え方や性格のことらしい。
同じような言葉で経済人(ホモ・エコノミクス)というものがある。経済的合理性に徹し、自己の効用・利得の極大化を目指し、他者の効用・利得を考慮に入れることがないということらしい。
そして、「功ある者には禄を与えよ、徳ある者には地位を与えよ」という言葉がある。

つまり、プレイヤーとして優秀だとしても、徳が無ければ管理する側に立たせてはいけないということ。

(憶測で書いているので鵜呑みにしないでください。間違っていたときはゴメンナサイ。謙虚に。謙虚に。)

|ω・`)

 

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