「国民・玉木氏 「壁」引き上げ・ガソリン減税実現で「予算案に賛成」」。企業の目線?
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国民・玉木氏 「壁」引き上げ・ガソリン減税実現で「予算案に賛成」
https://news.yahoo.co.jp/articles/333066850362466a317a3924d2458f03c190596d
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目についたので感想。時間がないので少しだけ。
「国民民主党の玉木雄一郎代表(役職停止中)は15日、ラジオ日本の番組に出演し、24日召集の通常国会で、自民、公明両党と合意した「年収103万円の壁」の引き上げと、ガソリンの暫定税率廃止が実現した場合には、2025年度当初予算案に賛成する考えを示した。」
前回(昨日)のブログでも国民民主党を批判したのだが、103万円の壁も、ガソリンの暫定税率廃止も、どうなんだ?
マスメディアを見ると、玉木氏は国民の味方のような記事が多い。
103万円の壁も、ガソリンの暫定税率廃止も、国民にメリットは確かにあるのだが、それ以上に企業にメリットがあるように思える。
つまり、個人的に思っているのは、国民民主党のやっていることは企業の目線であるということ。
企業目線なのだから経団連の補完政党のように見えてしまう。
そして、国民民主党は、自民党の補完政党とよく揶揄されることが多いのだが、自民党と経団連が緊密な関係であることを考えると、自民党の補完政党は、すなわち経団連の補完政党と言っても違和感がないわけである。
103万円の壁は、労働者がより多くの時間を働けるようになるのだから、企業にとってもメリットになる。そして、103万円の壁を気にしている労働者は非正規労働者である。
ガソリンの暫定税率廃止は、車を使う事業者にとっては有難いはずである。また、車の使用率が上がれば、それに関連する事業者にも効果が波及する。
繰り返しになるが、国民よりも企業のほうがメリットが高いように思える。だから、私は国民民主党を批判することはあっても応援する気にはならない。
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さて、衆議院選挙は2024年10月だったので、解散が無ければ2028年10月の任期満了が選挙となる。
参議院選挙は3年毎に半数が改選される。前回は2022年7月だったから、次は2025年7月となる。
自民党総裁の任期は3年である。2024年9月に就任したため、辞任しなければ2027年9月が総裁選となる。
この総裁選で世論を盛り上げて、その勢いで衆議院選挙に勝つことが、与党にとってはベストとなる。
選挙の度に「政治がよく分からない」と言っている人がいる。
しかし、9割の人は政治が分からないと思った方がいい。
ほとんどの人が政治が分からないのだから、不満があれば「政治にNO」、満足しているなら「政治にYES」、でいい。
<政治にNO>
野党を選ぶ(次点の政党を選ぶ)
<政治にYES>
与党を選ぶ
白紙投票
投票に行かない
そもそも野党が分からないと言われそうだが、自民の次点である維新か立憲でいい。何も考えずに次点でいいのである。
野党は期待できないと言われそうだが、そもそも自分自身が不安定な生活なのに、なぜ政治家に安定を提供するのか。
政治家に不安定を提供しよう。そうすれば庶民のことを考えるようになるかもしれない。
野党には政権担当能力がないと言われそうだが、政治が分かる人は政権担当能力について議論すればいい。
しかし、政治が分からないのなら、政権担当能力なんて考えるだけ時間の無駄である。
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庶民が、経済の恩恵を受けたいのなら、消費の活性化だと思う。
消費の活性化のためには「累進課税の強化」、「応能負担の強化」、「貯め込んだら増税」が必要だと思っている。
優先すべきはフローである。
例えば、黒田バズーカをやっても一部の人にしか恩恵はなかった。庶民が潤ったという話しは聞かない。
バラマキや規制緩和しても、小泉政権や安倍政権で起きた実感なき好景気しか生まれない。
繰り返し書くが、必要なことは「累進課税の強化」、「応能負担の強化」、「貯め込んだら増税」の3点である。
さて、バラマキや規制緩和すると、なぜ実感なき好景気になるんだろうね。ウフフフフ。
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拝金主義というものがある。金銭こそが最上のものと考え、何よりも大事に扱うといった考え方や性格のことらしい。
同じような言葉で経済人(ホモ・エコノミクス)というものがある。経済的合理性に徹し、自己の効用・利得の極大化を目指し、他者の効用・利得を考慮に入れることがないということらしい。
そして、「功ある者には禄を与えよ、徳ある者には地位を与えよ」という言葉がある。
つまり、プレイヤーとして優秀だとしても、徳が無ければ管理する側に立たせてはいけないということ。
(憶測で書いているので鵜呑みにしないでください。間違っていたときはゴメンナサイ。謙虚に。謙虚に。)
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